東大阪市にある花園ラグビー場は、日本初のラグビー専用競技場として、1929年(昭和4年)にオープンしました。
目次
全国高等学校ラグビーフットボール大会
高校ラグビーの全国大会は、1917年(大正6年)に豊中グラウンドで第1回大会が行われ全同志社中が優勝しました。1962年(昭和37年)の第43回から花園ラグビー場を使用するようになりました。
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1990年(平成2年)から全国47都道府県からの代表校となりました。北海道は移動距離の関係から北と南北海道の各々から代表1校、地区予選出場校の多い東京、大阪は春の大会の成績によって第一、第二地区、更に大阪は第三地区に分けて代表校を決定します。
日程
全国から集まった憧れの地・花園ラグビー場では、12月27日と28日に1回戦、12月30日にシード校が登場する2回戦、1月1日元日に3回戦8試合、1月3日に準々決勝4試合、1月5日に準決勝2試合、1月7日に決勝戦となっています。
グラウンドは三面あり、1回戦から3回戦は全てのグラウンドを使用し、準々決勝からは全て第一グラウンドで行われます。
対戦相手は、抽選で決定します。抽選会は12月に行われます。シード校は新人戦、春季大会の成績により大会運営委員会が決めます。かつては東のAシード、西のAシード、東西のBシードと呼んでいました。準々決勝、準決勝の前に再び抽選をして対戦相手を決めます。
花園ラグビー場は、観客席の増設などの大きな改装工事を三度行っています。1979年(昭和54年)、1991年(平成3年)の改装で30,000人となり、2019年のラグビー・ワールドカップのため2017年(平成29年)から工事を開始し2018年10月26日に新装開場しました。ナイター設備、大型テレビジョンが設置され、ゴール裏にも観客席が設置されました。
運営は近畿日本鉄道から東大阪市に2015年に移行しました。
最寄り駅
最寄り駅は近鉄の東花園駅で徒歩10分です。駅からラグビー場までの直線道路はスクラム・ロードと呼ばれています。
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第98回大会出場校
第98回大会の各都道府県代表の出場校が決定しました。
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北海道
北北海道➜旭川龍谷高
南北海道➜札幌山の手高
東北
青森➜青森北高
岩手➜黒沢尻工高
秋田➜秋田中央高
宮城➜仙台育英高
山形➜山形中央高
福島➜聖光学院高
関東
茨城➜茗渓学園高
栃木➜国学院栃木高
群馬➜桐生第一高
千葉➜流経大柏高
埼玉➜深谷高
東京第一➜早稲田実業
東京第二➜本郷高
神奈川➜桐蔭学園高
中部
新潟➜新潟工高
山梨➜日川高
長野➜岡谷工高
静岡➜静岡聖光高
岐阜➜関商工高
富山➜魚津工高
福井➜若狭東高
石川➜日本航空石川高
愛知➜中部大春日丘高
三重➜朝明高
関西
滋賀➜八幡工高
京都➜京都成章高
大坂第一➜大阪桐蔭高
大坂第二➜大阪朝鮮高
大坂第三➜常翔学園高
奈良➜天理高
兵庫➜報徳学園高
和歌山➜和歌山工高
中国
鳥取➜米子工高
島根➜石見智翠館高
岡山➜玉島高
広島➜尾道高
山口➜大津緑洋高
四国
徳島➜城東高
香川➜高松北高
愛媛➜新田高
高知➜土佐塾高
九州・沖縄
福岡➜東福岡高
佐賀➜佐賀工高
大分➜大分舞鶴高
長崎➜長崎北陽台高
宮崎➜高鍋高
熊本➜熊本西高
鹿児島➜鹿児島実業高
沖縄➜名護高
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第98回大会の豆知識
前回優勝➜東海大仰星高が地区大会で敗退。
最多出場は天理高の63回目。
最多連続出場は佐賀工高の37年。花園出場に最も確実な高校と言えますが、レギュラー争いが熾烈です。
初出場は聖光学院高、桐生第一高の2校。
最多得点差での出場は127点の佐賀工高。
最も久しぶりは早稲田実業で年以来82年ぶり。生まれる前です。
公立高は24校、私立高は27校。
普通科は39校で、工業高校は8校、そのた専門課程4校。
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前回大会
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