ラグビーは球技

ラグビーは格闘技だ。とか、ラグビーはルールのあるケンカだと言いますが、間違ってはいませんが、球技であることもたまには思い出してみて下さい。

🏉フォワードの役割

高校生の頃のラグビーは、プロップ、フッカーのフロント・ローが試合中にボールを触ることはほとんど無かったです。試合中にボールを触らないで、ノーサイドになることも珍しくありませんでした。私達のチームではフランカーがライン・アウトのスローワーだったので、フッカーでさえ、スクラムでフッキングするくらいでした。本当に球技なのかなと言っていました。

 

ライン・アウトよりもスクラムが多かったので、フロント・ローはスクラムを組んで、ボールが出てブレイクすると、次のスクラムと言う感じでした。

 

ロックはライン・アウトでのキャッチがありますので、ボールには触ります。ゴール前のペナルティ・キックの時にボールを持って突進するのもロックの役割でしたし、キック・オフのボールもロックがキャッチしていました。でもロックの人がパスすることは見たことがありません。

 

バック・ローになると、だいぶ球技らしくなり、バックスのサポートをしてトライすることもありました。フォワードのプレーヤーが走りながら、横に動いているボールを捕ることは難しかったです。目の前に浮いたボールしか捕れなかったプレーヤーが多かった気がします。

 

練習のラン・パスもフォワードの前5人は、フォワード・パスでパス&フォローで、ボールを浮かしてパスしていました。革製のボールだったので尚更です。ラバー(ゴム製)のボールが登場してくるのは、1987(昭和62)の第一回ラグビー・ワールドカップの後くらいからだったので、卒業して23年してからです。

 

ハンドリングの練習もありませんでした。練習開始前にウォーミング・アップで走りながら、スクリュー・パスをしていたくらいです。今では、多くのチームでやっているグリットなんかも未だ先の社会人になってから出会いました。

 

🏉戦法

連続攻撃が続きませんでした。セット・プレーのスクラム、ライン・アウトからボールが出るとNo. 8のサイド攻撃、陣地を取るキックかバックス・ラインでの攻撃で、No. 8がサイド攻撃して、そのままか、内又は外側にサポートした味方にパスしてトライになることが多かったです。

 

バックスのライン攻撃もセンター・クロス、ランギ(スタンド・オフが流れて、1CTBが空クロ、2CTBがクロスで縦に入って来る)やフル・バックがライン参加する菅平(カンペイ)で、ディフェンス・ラインの裏に出るとそのままトライか1回か2回パスしたらトライとなっていました。アタックもディフェンスもでした。

 

キックは飛ばないのに、距離を稼ぎに行くので、ノータッチ・キックが多く、相手もきれいにキャッチするのは、まれで、後ろにそらすか、人生の様に何処に転がるか判らないボールに振り回されて大ピンチになったり、ノック・オンして、スクラムです。

 

🏉ラグビーはフォワードが7

そもそも、タッチ・キックをキックするスタンド・オフにまともなボールが渡らないので、キックすることも難しかった様に思います。顧問のH先生はフランカーだったので、ラグビーはフォワードが7割だ。ボールをしっかりとバックスに出せ。といつも言われていました。

 

先生がバックス出身だったら、きっとラグビーはバックスが6割だ。とか言うんだろうね。とか仲間で話していましたが、実はそんなことは無く、ラグビーはフォワードの働きが半分以上6割か7割あると思います。

 

以前の日本代表の戦いがそうでした。セット・プレーでマイ・ボールが確保出来ないので、バックスが活かせない。たまにバックスにボールが出るときれいなオープン攻撃が出来るのですが、その後のボールがつながらない。と言う試合を沢山観ました。

 

ボールが後ろにそれてサイン・プレーが決まらなかったり、相手ディフェンスにタックルされるとモールやラックが出来ますが、ボールの取り扱いが上手では無いので、ボールが出ないか、ボールをこぼしてしまい転々とすることが多かったです。

 

ボールが出ないと、又、スクラムです。

 

🏉一本勝ち

昔のラグビーはセット・プレーからの一発勝負が多かったです。抜ければトライ。抜けなければ、二次攻撃での勝負で三次攻撃は滅多に無かったです。モール、ラックの技術も下手くそでしたし、オフ・ロード・パスも無かったです。タックルされる前にパスするのが基本でした。 

タックルされて立っていられる人に強いプレーヤーは、自分が行けるところまで、前に出てハンドリングが下手くそなので、パスは出来ないので、モールかラック、折角前に出たのに相手側にボールをこぼしちゃうことが多かったです。

 

ボールが出ないと又、スクラムです。フロント・ローはボールに触れなくても大活躍です。

 

今みたいに、連続攻撃にならないので、サポートに行く必要もありませんでした。スクラムを組んで、ボールが出てブレイクして、その場にいると、二次攻撃でボールを貰えて、トライをして、ナイス・フォローと褒められたロックがいましたが、実はフォローはしていません。フォワードの走る距離も短くて済んだのです。

 

当時、読んだラグビー教本で、日本のラグビーはアタック、タックルも柔道の一本勝ちの様に型にこだわり、きれいに決めることに情熱をかけすぎていると。技をかけ続ける、連続攻撃をしなければいけない。と書かれていましたが、高校生の頃には全く理解出来ませんでした。

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