声を出そう

🏉声を出そう

社会人でラグビーをやり始めて感じたことが、声が多いと言うことです。高校生の時には、声が出ていないと言うと、元気が無い=気合が入っていないと言う事で、頑張ろうぜ!とか、

〇〇高ファイト!みたいな、気合を入れる声だったのですが、社会人ラグビーでは練習とか試合で良く声を出して喋っているのです。

 

サイドOKとか、サイド・ケアとか、キック・ケアとかのプレーやポジショニングの確認の声、タッチ・キックを蹴った時にサンキューとか、ナイス・タッチとかのお礼の声、カバーしてねとか、サポートに来てねとかのお願いの声が良く聞こえてきます。時には、疲れて気分転換のギャグとかもありました。良くあったのが、ポイント中央大学ですね。

 

サイン以外でも声を出して指示をすることが非常に重要だと感じました。ラグビーはボールを前に投げてはいけないので、味方は必ず後ろからサポートして来ます。相手を見ているので、後ろの味方が見えることは、あまりありません。ボールを持っている味方に対して、右にいるよとか、左深いとか、外側に開くからと言う、外開くや伸びるとかの声で、指示をします。

 

右にサポートしている味方から間違って左と言われても、右側から声が聞こえれば、右側にパスしようと思いますので、多少間違ってしまっても良いのです。声の聞こえる方向でボールを持っている人は味方がサポートに来ていることが判るからです。急いで声に出すので滑舌が悪くても、呂律が回らなくても、舌が回らずにもつれてしまっても良いのです。居場所を知らせることが目的なので大きな声を出しましょう。

サポートしてくれている仲間がいると言うことは、とても心強いものです。

 

ディフェンスでも、自分が誰のマークをするのか、味方に誰のマークをして欲しいのかを意思表示の声を出して、隙が無い様にします。

 

〇やかんの水

魔法のやかんと言われていて、試合中に倒れた選手にやかんの水をかけると元気になって試合に復帰することから、魔法のやかんと言われますが、中身はただの水です。しかしながら、高校時代から、水を飲むなと指導されていたので、練習中、試合中には水は飲めません。試合になると社会人だと40分間、水も飲まずに戦うのです。

 

でも、喉は渇きます。魔法のやかんが登場すると、怪我した選手を心配するふりをして集まって来て、水を飲む選手もいました。地域のケーブル・テレビが中継に来ていて、やかんの水を飲んだ選手のことを不届き者とアナウンサーが言っていて大笑いしました。

 

今は得点の後、ペナルティ・ゴールを狙う時などにもプラスチックのボトルで水を口にする機会がありますので、もう不届き者呼ばわれすることは無くなりました。

 

練習中も休憩時間で無くとも水が飲めるは良いことです。昔は水を飲むと走れなくなるが常識でしたが、今は喉が渇くと脱水症状で頭も働かなくなるし、身体の動きも悪くなるということが常識で小まめに水分を補給することが良いとされています。ガブ飲みは駄目です。

〇安上がりな少年時代

中学生のバスケットボールの部活で休憩時間になると皆、水道に走って行って水道の水をガブ飲みしていました。バスケットボールは体育館で練習するのでバスケット・シューズを履いています。水道は体育館の外にあるので、靴を履き替えなければなりません。唯一、体育館の扉の横に水道があり、真っ先に駆け付けて、水をガブ飲みしていたら、先生がやって来て、良いなぁ、おまえらは安くて。と言うのです。

大人は水じゃ我慢出来ない 

大人になると、そんなに喉が渇いたら、ビールが飲みたくなりますね。水をガブ飲みして、お腹をタプタプにしちゃったら、美味しいビールが入りません。

 

水を飲むなと指導されて来たのと、美味しいビールを飲む為に、練習中は休憩があっても、うがいと顔を洗うだけにして、我慢をしていました。練習が終わった後のビールが美味しいこと。でもお金が無いので、一杯だけ、多くても二杯だけです。やっぱりビールは高く付きます。中学のバスケットボールの先生の言葉は正しいなと思い出します。🍺

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