頑張れ!! JAPAN

いよいよ始まるラグビー・ワールドカップ。ワーム・アップ・マッチのイタリアに向けて日本代表が旅立ちました。ウォーム・アップ・マッチは、ワールド・カップに向けての練習試合的な感じがありますが、立派なテスト・マッチ(国と国の代表同士で争う国際試合で出場選手には所属協会からキャップが授与されます)です。ワールド・カップのおかげでテスト・マッチの格付けが下がっているように思えて残念です。

8月26日(土) イタリア

~ワールド・カップ~

プールD

9月10日(日) チリ

9月17日(日) イングランド

9月28日(木) サモア

10月8日(日) アルゼンチン

上位2チームは、ベスト8進出

準々決勝 10月15日(日) or 10月14日(土)

準決勝 10月21日(土) or 10月20日(金)

決勝 10月28日(土)

▷ワールドカップ日程はこちらから

目標は、優勝 と心強いJAPANですが、プールDで2位になるためには、3勝が必要です。初戦のチリに気持ち良く勝って勢いに乗り、プールDでは一番強い前回準優勝のイングランドに勝てれば、次のサモア、そしてアルゼンチンにも勝ち、全勝の1位通過と言うのが、一番良い形で前回大会同様になります。

ちなみに色々な競技の日本代表チームを〇〇ジャパンと呼びますが(サムライ・ジャパン など)、オリジナルはラグビー日本代表です(と思います)。高校生の頃の40年前からJAPAN(ジャパン)と呼んでいました。

しかし、しかし、そんなに簡単に勝てるほどラグビーのワールドップは甘くはありません。ましてやワールドカップに出発前の日本国内でのウォーム・アップ・マッチでは、危険なタックルでのレッド・カードで一人退場と言う人数的に不利な状況に見舞われてしまったこともあり、サモアフィジーに、ここ数年、優位に闘っていた相手に敗れてしまいました。

トンガも入れたパシフィック・アイランダーには、今度のワールドカップからかつて他の国の代表になった選手も3年経過すると母国(若しくは両親、祖父母の母国)の代表になれるルールが新設されてニュージーランド代表オール・ブラックスやオーストラリア代表ワラビーズの元選手が帰国して代表になっていることが多く、とても脅威になっています。

更に彼らはスーパー・ラグビー(ニュージーランドオーストラリアのプロ・リーグ)に参加をしていて、日頃からニュージーランドオーストラリアの選手と対戦していることで、レベルが上がっています。一方、我らがJAPANは、サンウルブズがスーパー・ラグビーから撤退し、海外との交流の機会が減ってしまったので、新たに始まったリーグ・ワン(日本国内のラグビー・リーグ、トップ・リーグから改称)で外国人出場選手の緩和を行い、海外から日本にやって来た代表クラスの選手(南アフリカニュージーランドオーストラリア等)とのプレー機会を増やす工夫をしてリーグ全体のレベル・アップを図りました。

ここまでの結果では、パシフィック・アイランダー達の強化の方が勝っていたように思えます。2015年のブライトンの奇跡(南アフリカに勝利)以前の弱い(ワールドカップでは、28年7大会で僅か1勝)日本代表に戻ってしまった感じを受けてしまいました。

華麗なバックスのオープン攻撃は稀に魅せるけれど、セット・プレー(スクラム、ライン・アウト)で崩されてしまい、フォワードのボール争奪戦で後手に回ってしまう。頑張っているけど負けが混んでしまっていて勝てる組織で無くなっていた。そんな気配が感じられてきて残念に思いました。絶対にトライをさせないんだと言う諦めない姿勢、ボールをつなぐことに意識を持ってるため、ミスが起きた時のボール処理が軽い などプレーの精度が低く、危険回避の意識が低いです。やはり、レベルの高いゲーム感が少なかったことによると思います。

4戦全勝の可能性はあるものの、1勝しか出来ない若しくは4戦全敗と言う最悪の結果もあり得ます。初戦のチリはかつて日本と争っていたアメリカカナダにワールドカップ予選で勝ったのですから。

紙一重のことなんですが、気持ちの切り替えをして、危機意識を持って、ワールドカップに挑んで欲しいです。

2015イングランド大会の廣瀬俊朗、2019日本大会での田中史朗のように縁の下で、時には嫌われ役にもなり、チームを鼓舞する選手が出て来て、最近の強い日本代表になって欲しいです。

ワールドカップに挑む桜の戦士たちです。

ポジション 名前              所属 出身校 身長 体重 年齢 caps
PR 稲垣 啓太 埼玉 関東学院大 186 116 33 48
PR クレイグ・ミラー 埼玉 オタゴ大[NZL] 186 116 33 12
PR シオネ・ハラシリ  横浜 日本大 180 120 24 0
PR 具智元 神戸 拓殖大 183 117 29 24
PR 垣永 真之介 東京SG 早稲田大 180 115 32 12
PR ヴァル アサエリ愛 埼玉 埼玉工業大 187 115 34 25
HO 堀江 翔太 埼玉 帝京大 180 104 37 71
HO 坂手 淳史 埼玉 帝京大 180 104 30 36
HO 堀越 康介 東京SG 帝京大 175 100 28 7
LO サウマキ アマナキ 神戸 トゥポウカレッジ[TGA] 189 108 26 0
LO ワーナー・ディアンズ  BL東京 流通経済大学付属柏高 201 117 21 7
LO ヘル ウヴェ 東京ベイ 拓殖大 193 120 33 18
LO/FL ジャック・コーネルセン 埼玉 クインズランド大[AUS] 195 110 29 15
FL ベン・ガンター  埼玉 ブリスベンボーイズカレッジ[AUS] 195 120 26 7
FL 姫野 和樹 豊田 帝京大 187 108 29 28
FL 福井 翔大 埼玉 東福岡高 186 101 24 1
FL ピーター・ラブスカフニ 東京ベイ フリーステート大[RSA] 189 106 34 16
FL リーチ マイケル BL東京 東海大 189 113 35 79
SH 齋藤 直人 東京SG 早稲田大 165 73 26 14
SH 流 大 東京SG 帝京大 166 75 31 33
SH 福田 健太 豊田 明治大 173 80 27 0
FB/SO 小倉 順平 横浜 早稲田大 172 82 31 4
SO 李 承信 神戸 大阪朝鮮高 176 85 22 9
SO 松田 力也 埼玉 帝京大 181 92 29 32
CTB 長田 智希 埼玉 早稲田大 179 90 24 3
CTB 中野 将伍 東京SG 早稲田大 186 98 26 7
CTB 中村 亮土 東京SG 帝京大 182 92 32 34
CTB ディラン・ライリー 埼玉 ボンド大[AUS]  187 102 26 13
WTB ジョネ・ナイカブラ BL東京 摂南大 177 95 29 3
WTB シオサイア・フィフィタ  豊田 天理大 187 105 25 12
WTB セミシ・マシレワ  花園 フィールディング高[NZL] 181 93 31 4
WTB レメキ ロマノ ラヴァ 東葛 ランコーン高[AUS] 178 96 34 16
FB/WTB 松島 幸太朗 東京SG 桐蔭学園高 178 88 30 50

頑張れ!! JAPAN

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