想い返せば
今では懐かしい想い出となった辛くてキツイ夏合宿、もう走れないよと思いながら歯を食いしばった分だけ強くなり、残暑が残るシーズン開始からスタート・ダッシュが出来たチーム、思いがけぬ怪我人や調整に失敗してしまい、躓いてしまったチーム。実力が顕著に表れるラグビーのゲームでは、過去の実績とは別に実力通りの結果となります。日本全国で行われたリーグ戦、秋季大会が終わりました。
全国大会に繋がる好成績のチームは数知れず。それぞれのステップ・アップする、又は伝統と共に踏みとどまる為の総決算、入替戦も佳境に入っています。
入替戦
かつて社会人チームとして、10年近く入替戦の常連だったので、上の最下位、下の上位とどちらの入替戦も経験したことがあります。
最悪の降ちた経験もしました。荒れる先輩がスナックの10万円もするガラスをワンパンチで破壊したこともありました。(さすが、ラグビー部、怪我はありませんでした)
とにかく嬉しくて、スナックで一晩中騒いで、何を言われても、嬉しかった、上がった経験もしました。
伝統とプライドをかけた入替戦。境目にいるチームは、この一戦がその後の人生に大きく影響することは間違いありません。
選手を労ってあげて下さい
全力を出した選手を褒めてあげても、責めてはいけません。ラグビー・スクールの先輩指導者の言葉で、勝ったのは選手のおかげ。負けたのは指導者のせい。と言うことで、接して貰えればと思います。
引退する選手も多いことでしょう。お疲れ様でした。
進学・就職など新しい環境でラグビーを続ける人、これで終わりの人もいることでしょう。自分の身体を張って、仲間のために全力を尽くす。こんな素晴らしいスポーツに出会えたことを、誇りとして下さい。引き続きラグビーを応援して下さい。そして子供が出来たら、ラグビーをさせて下さい。
同じラグビー経験者として、ラグビーを応援して行きましょう。
そして、とっても頑張ったラガーマンは、本格的なラグビー・シーズンです。
全国大会
注目の集まるラグビーの全国大会を紹介します。
高校生ラガーマンの集大成・目標で聖地・花園で行われる全国大会。各都道府県の地区大会を勝ち進んだ代表チームが全国一を争います。東大阪の花園ラグビー場で年末の12/27から年明けの1/7までトーナメント形式で争います。開催運営、参加チーム数の多い北海道からは2チーム、東京からも2チーム、大阪からは3チームが出場します。その年の活躍・成績によりシード校は2回戦からの登場となり、1回戦を勝ち進んだ勢いのあるチームと初戦のシード校の対戦での番狂わせも過去多く発生しています。2017年(平成29年)度で第97回目。過去最多優勝は、秋田県の秋田工高で15回。連続優勝は同志社中の5連覇。2016年(平成28年)は、東福岡高校が優勝、東海大仰星が準優勝。
大学選手権と共に大学日本一を決定する大会。大学選手権に出場出来ない大学のチームが争う。全国を数地区に分けて代表校が出場し、1月の初旬に名古屋瑞穂ラグビー場で開催されます。北海道大学リーグ、東北地区大学リーグ、関東1区、関東2区、東海学生リーグ、関西大学リーグCリーグ、中国地区大学ラグビーリーグ・四国大学リーグ、九州学生リーグから出場する。2017年(平成29年)度は第68回大会。最多優勝は名城大で9回。2016年(平成28年)は中部大が優勝、準優勝は鹿児島大。
全国大学ラグビーフットボール選手権大会
大学ラグビー日本一を決める大会。関東大学対抗戦Aグループ上位3校、関東大学リーグ戦1部上位3校、関西大学リーグ戦Aリーグ上位3校、北海道・東北代表1校、東海・北陸・中国・四国代表1校、九州学生リーグI部1位1校、前年度決勝戦出場チーム所属リーグ2校が出場。2017年(平成29年)度は第54回大会。社会人との日本選手権での格差と全国への出場機会を与えることを目的としてから試合形式を見直ししています。準決勝は新年の1/2に行われ、伝統校などは、年越しを一つの目標としています。最多優勝は早稲田大学で15回、連続優勝は帝京大で8連覇、2016年(平成28年)は帝京大学が優勝、準優勝は東海大学。注目は断然、帝京大の9連覇なるか。
2017年(平成29年)度の出場校(全14校)
関東大学対抗戦A(4校):
帝京大、明大、慶大、早大
関東大学リーグ戦1部(4校):
大東大、東海大、流経大、法大
関西大学Aリーグ(3校):
天理大、京産大、立命大
九州学生1部リーグ(1校):福岡大
東海北陸・中国四国地区代表:朝日大
北海道・東北地区代表:東北学院大
組み合わせ
1回戦
11/26(日)13:00 愛知県・パロマ瑞穂ラグビー場
2回戦
12/3(日)11:00 福岡県・グローバルアリーナ
福岡大22-29 1回戦勝者
3回戦
12/16(土)11:30 秩父宮ラグビー場(東京)
12/16(土)12:05 キンチョウスタジアム(大阪)
12/16(土)14:00 秩父宮ラグビー場(東京)
12/16(土)14:05 キンチョウスタジアム(大阪)
準々決勝
12/23(土)12:05 キンチョウスタジアム(大阪)①
明大 27-21 (〇京産–法政)勝者
12/23(土)12:05 秩父宮ラグビー場(東京)②
(〇慶大–立命館)勝者 28-33 大東文化大
12/23(土)14:05 キンチョウスタジアム(大阪)③
(〇東海–早大)勝者 33-7 天理大
12/23(土)14:20 秩父宮ラグビー場(東京)④
帝京大 68-19 (〇流通大–朝日大)勝者
準決勝
01/02(火)12:20 秩父宮ラグビー場(東京)
01/02(火)14:10 秩父宮ラグビー場(東京)
決勝
01/07(日)14:00 秩父宮ラグビー場(東京)
僅か1点差。