ラグビーと言えば、ニュージーランド。ラグビーする人にとってニュージーランドとは世界一のラグビー先進国。経済的には、そんなに大きな国ではないですが、英国連邦の一つ、先進国の一つです。農業が盛んで農作物の自給率が高く、日本にも輸出をしています。
そんなラグビーの本場ニュージーランドのラグビーの聖地、イーデン・パーク。ラグビー・ワールドカップの決勝戦が二回も行われた場所です。第一回大会の1987年と第七回大会の2011年。共に自国のニュージーランドが勝ち優勝をしています。奇しくも決勝の相手は共にフランスでした。実は第八回大会2015年まで、毎回優勝候補筆頭のニュージーランドですが、優勝したのは、自国開催のこの二回だけだったのです。
イーデン・パークは、ニュージーランド最大の街オークランドの中心地近くの住宅街にあります。
日本・東京の国立競技場、秩父宮ラグビー場、東京ドーム、大阪の花園ラグビー場に行った経験からすると、スタジアムは、公園や広場の中にあるものとの印象でしたが、隣は普通に人が生活しているのが不思議です。
オークランド Auckland
オークランドはニュージーランド最大の街で、国の1/3が住んでいます。その中心部は駅・バス・フェリーの公共交通機関が集中しています。ホテル、レストラン、土産物屋が沢山あり、時には豪華客船が停泊もします。国際色豊かな街です。オークランドの半数近くは移民で半分は中国人、もう半分の八割はインド人だそうです。日本人も移民の一割位いるそうで、街中を歩くと結構、日本人がいますし、日本食レストランも数多くあります。
そんな中心街からイーデン・パークは電車で25分です。電車は、朝夕は10分間隔、日中は20～30分間隔で走っています。イーデン・パークでゲームがある時には、中心部から行き返り共に臨時便が出ますが、応援の人達で満員です。
イーデン・パーク Eden Park
イーデン・パークはニュージーランド最大のスタジアムで観客数は5万人。
Eden Park; Reimers Ave, Kingsland, Auckland, New Zealand
最寄り駅は、キングスランド(Kings land)目の前。
ニュージーランド代表は、オール・ブラックスの愛称で、黒のジャージ、黒のパンツ、黒のストッキングがとても強そうです。ゲーム前に行われる、戦いの踊りハカは先住民マオリ族から受け継がれています。生で観る感激は、ラグビーしている者にとっては、この上無い至福の時間です。
ラグビーの国代表同士のゲームをテストマッチと呼びます。テストマッチはワールドカップを除き、各国のシーズンを考慮して6月、11月に行われることが多いです。
ブレディスロー・カップ Bledisloe Cup
世界一のニュージーランドとお隣の国オーストラリアもラグビーの強豪国。この二カ国間で争われるブレディスロー・カップは毎年8月頃にホーム&アウェイで開催されます。2009年に香港と日本・国立競技場で行われました。
そして今年2018年に横浜・日産スタジアムで開催されます。
10/27(土)ニュージーランド代表 対 オーストラリア代表
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ニュージーランドに来て、初めてのブレディスロー・カップ。前対戦はオーストラリアが勝っていて、少し心配をしていましたが、ホームでのオール・ブラックスは凄い。過去成績は73%の勝率だとか。
本場ニュージーランドでは、ナイター開催でキックオフが7:35 PMと言うのが多いです。夕食時間に重なるので、どこで夕食を取ろうかと悩むところ。スタジアム周辺にはレストランは沢山ありますが、どこも予約で一杯でした。
おすすめのホットドッグ
そんな私のお勧めは、スタジアムのホットドッグ。
何だぁ、ホットドッグと思うかもしれませんが、これが美味い。
各コーナー(角)付近の三箇所の屋台で販売していますが、行列となってしまいます。ゲーム30分前に並べなければ、ゲーム中が空いています。屋台近くにはテレビがあってゲームは観られるので、ゲーム始まって10分、後半始まって10分位の膠着状態がショッピング・チャンスです。日本同様にハーフタイムは、トイレ、売店は大行列です。
ビールNZ$9とホットドッグNZ$8.5 9でNZ$17.5 18。子供にはチップスNZ$3のデザート。女性はこれで満足出来ると思います。私はこれだけでは足りないのでビールをおかわり。
ニュージーランドでのテストマッチはオークランドが一番多いですが、首都ウェリントン、南島のクライストチャーチ、ダニーデンでも行われます。二年続けて観戦出来ました。
イーデン・パークは、スーパーラグビーのオークランドを本拠地とするブルースのホーム・グラウンドです。