スーパー・ラグビーとは
世界最高峰のアタッキングラグビーのスーパー・ラグビーは、南半球のラグビー強豪国ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカで誕生し、期間限定のプロ・ラグビー・チームが参加。
日本代表の強化につながる様に、日本もサンウルフルズとして参加をしています。
スーパー・ラグビーについて
歴史
歴史はラグビー・リーグ(13人制の密集が無いラグビー)人気への対抗と南アフリカのラグビー強化を目的に1996年スーパー12として始まった。起源は、1986年に始まったサウスパシフィック・チャンピオンシップで、1992年にスーパー6となり、1993年にスーパー10となった。
1996年、ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカのラグビー3協会の合弁会社SANZARを設立して運営。2006年、スーパー14、2011年からスーパー・ラグビーとなる。2016年から18チーム、2018年は15チームの参加。
team
year | AUSTRALIA | NEW ZEALAND | SOUTH AFRICA | ARG | JPN | Fiji | team | |||||||||||||
1986 | NSW | QLD | AKL | WLG | CAN | 6 | ||||||||||||||
1987 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | 6 | |||||||||||||
1988 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | 6 | |||||||||||||
1989 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | 6 | |||||||||||||
1990 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | 6 | |||||||||||||
1991 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | 6 | |||||||||||||
1992 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | 6 | |||||||||||||
1993 | ↓ | ↓ | 1 | 2 | 3 | 4 | 1 | 2 | 3 | 1 | 10 | |||||||||
1994 | ↓ | ↓ | 1 | 2 | 3 | 4 | 1 | 2 | 3 | 1 | 10 | |||||||||
1995 | ↓ | ↓ | 1 | 2 | 3 | 4 | 1 | 2 | 3 | 1 | 10 | |||||||||
1996 | 12 | |||||||||||||||||||
1997 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | 12 | |||||||
1998 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | 12 | |||||||
1999 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | 12 | |||||||
2000 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | 12 | |||||||
2001 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | 12 | |||||||
2002 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | 12 | |||||||
2003 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | 12 | |||||||
2004 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | 12 | |||||||
2005 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | 12 | |||||||
2006 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | 14 | |||||||
2007 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | 14 | |||||
2008 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | 14 | |||||
2009 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | 14 | |||||
2010 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | 14 | |||||
2011 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | 15 | |||||
2012 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | 15 | ||||
2013 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | 16 | ||||
2014 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | 16 | |||
2015 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | 16 | |||
2016 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | 18 | |||
2017 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | 18 | |
2018 | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | ↓ | 15 |
カンファレンス
対戦は、ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカのカンファレンスに分かれて自カンファレンスとホーム&アウェイの2試合、他カンファレンスと8試合の合計16試合を行う。
2018年は、アルゼンチンのジャガーズは南アフリカ、日本のサンウルブズはオーストラリアのカンファレンスに入る。
2019シーズンの日程はこちら
2020シーズンの日程はこちら
優勝は、各カンファレンス優勝3チームと勝点の上位5チームでプレー・オフを行い決定する。
どーしても、サンウルブズを中心に観てしまいますが、テスト・マッチとは違い、エキサイティングなゲームが面白いです。
サンウルブズは、2016年の初シーズンは1勝(ジャガーズ)、2年目の2017年は2勝(ブルズ、ブルーズ)、3年目の2018年はトップ5を目標に頑張っています。勝ててはいないが接戦が多いのは、実力が着いて来た証拠。甘やかしてはいけないが、熱く応援している。
ニュージーランド
日本との時差+3時間。
ブルーズ BLUES
ホームはオークランド。ニュージーランド最大の都市で人口157万人。北島。
チーフス CHIEFS
ホームはハミルトン。人口19万人。北島。
ハリケーンズ HURRICANES
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ホームは首都ウェリントン。人口48万人。北島
クルセイダーズ CRUSADERS
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ホームはクライストチャーチ。人口34万人。南島
ハイランダーズ HIGHLANDERS
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ホームはダニーデン。人口12万人。南島
オーストラリア
ブランビーズ BRUMBIES
ホームは首都キャンベラ。人口36万人。日本との時差+1時間。
ワラターズ WARATAHS
ホームはシドニー。オーストラリア最大の都市で人口は500万人超。日本との時差+1時間。
レッズ REDS
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ホームはブリスベン。人口220万人。日本との時差+1時間。
レベルズ REBELS
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ホームはメルボルン。人口は430万人。日本との時差+1時間。
サンウルブズ SUNWOLVES
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ホームは首都東京。日本最大の都市で人口は1,300万人。
南アフリカ
ブルズ BULLS
ホームは首都プレトリア。人口は53万人。日本との時差△7時間。
ストーマーズ STORMERS
ホームはケープタウン。350万人。日本との時差△7時間。
ライオンズ LIONS
ホームはヨハネスブルグ。南アフリカ最大の都市で人口は440万人。日本との時差△7時間。
シャークス SHARKS
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ホームはダーバン。人口は350万人。日本との時差△7時間。
ジャガーズ JAGUARES
ホームは首都ブエノスアイレス。アルゼンチン最大の都市で人口は290万人。日本との時差△12時間。
スーパー・ラグビーを観るには
生で観るには
ラグビーは生で観るのが面白い。観る人によって観方、観る場所・ポイントが違うので、自分の好きな様に観たい人はスタジアムで。
グラウンド近くで迫力ある臨場感を体感したり、上の方から全体の動きを観たり出来ます。入場券と財布の相談になります。
入場券の購入はこちらから
ラグビー経験者や好きなプレーヤーがいる場合は、一人のプレーヤーを追いかけて観て行くと、動き方の勉強になります。こんな所にいるんだぁと思わぬ発見があるかもしれません。
一般的にはボールを追いかけて観ます。スクラム、ライン・アウトのセット・プレー、バックスのライン攻撃、タックルとタックル後のボールの争奪、モール、ラックの密集戦、トライ、キックが観られます。密集でボールを見失わない様に注意しましょう。テレビ放映はほぼ、ボールを追いかけています。
ボールを追いかけながら、バックスのラインを観たり、フルバックの位置を観たり出来ると上級者です。
ラグビー場では、じっとプレーを見入る風潮があった。ウヰスキーの入ったスキットルを片手に、じっくりとラグビー観戦する。と言う暗黙の了解みたいなものがあった。
全力のプレーを称える拍手や厳しくも暖かい声援、野次が飛び交っていました。
優勝争いとなると、ひいきのチームを応援する応援団が現れて来た。社会人では、『行け行け!! 三洋!!』の掛け声が記憶に残っている。
高校ラグビーの応援も独特だ。『鬼の! 鬼の! 鬼のスクラム!!』『鬼の! 鬼の! 鬼のタックル!!』、『押せ! 押せ! 押せ押せ!! 大東!!』なんてのを良く耳にする。相手チームの応援団にとっては、何とも腹立たしい耳障りな応援だ。しかし、グラウンドのプレーヤーと一緒に戦っている気分になっているのだろう。
鬼がスクラム組んだり、タックルしたりと、とっても強そうな気がする。角に刺さらない様に気をつけねば。角にテーピングしないとゲームに出られないでしょう。
これはこれで、伝統として続いて欲しい。
デートでラグビー観戦に来て、経験者の彼氏が彼女にラグビーのルールを教えてあげると言うのが、青春時代を想い出し、とても微笑ましく想う。彼女、子供にやさしく教えてあげて欲しい。
最近は応援の仕方もだいぶ変わった。観客・ファン層が変わったのだろう。スクラムの時に狼の遠吠えをするのは驚いた。スクラムにラグビー・人生をかけている・かけてきた人が沢山いるので、スクラムに注目されるのは、とっても良いことだ。
プレーヤーの紹介で盛り上がったり、プレーが中断すると音楽が流れたり、TMO(Television Match Official ビデオ判定)で心臓音がドキドキする効果音が流れたり、経験者で無くても楽しく観戦出来る。
伝統を背負った想いが伝わる、ピンとした緊張感漂う、張り詰めた雰囲気が好きだが、伝統は背負いながらも、伸び伸びとプレーして、ラグビーを楽しむ(enjoy)と言う日本には無かった雰囲気が浸透して来ている気がする。
やっぱり、観客・ファンも楽しむことが一番。美味しいビールを飲んで楽しもう。
周りに迷惑がかかる行為、キック時のブーイング、相手の悪口、レフリーへの文句は止めよう。相手がいるからゲームが出来る。相手が全力で来るから、全力でプレー出来ることを理解して、相手のプレーヤーも称えて欲しい。
テレビで観るには
日本選手権、大学選手権など日本一を争う様な試合は、NHKで放映され、年末年始の高校ラグビーは一部、民放で放映される。
スーパー・ラグビーはJ SPORTSで全試合観ることが出来る。サンウルブズだけで無く、超一流の高速ラグビーで観る目を養おう。
J SPORTS 1 + 2 + 3 + 4 申し込みは、
で。
伸び盛りのサンウルブズの成長を、一緒になって応援することで、あなたもラグビーを良く知って、好きになって、ラグビー仲間を増やして行きましょう。
プレーの経験の全く無いラグビー・ファンも沢山いますよ。