🏉マイボール、🏉ヤンボール
ラグビーを始めた最初に教わるのが、マイボールとヤンボールでした。ボールを取る時に声を出すと言うのと一緒に教わったので、チンプンカンプンでした。
チンプンカンプンの語源は、中国語の聴不懂、看不懂チンブトン・カンブトン(聴いても判らない、看(見)ても判らないら来ていると言う説があります。
簡単な言葉で優しく教えてあげましょう。ラグビーは英国発祥のスポーツなので、ルールなどのラグビー用語は英語です。自分のボールはマイボールMy Ball、相手のボールはYour Ballヤンボールと教えてあげて、ボールを取る時は、私が取ると意思表示をするのでマイボールと声を出して周りの人にアピールする訳です。
例えばハイパント(ボールを高く蹴り上げる)のボールを取る時に自分が取る時はマイボールと声を出して、しっかりと取る。周りの人に任せる時は、〇〇頼んだぞと人の名前を呼ぶのが良いです。
ヤンボールは相手チームのボールと言う意味で使います。モールやラックの密集でどちらのプレーヤーがボールを持っているか判らない時に相手のプレーヤーがボールを持っていたらヤンボールと声をかけて、バックス・ラインなどにディフェンスの準備をさせたり、自分や味方がボールを持っていたら、マイボールと言ってアタック攻撃の準備をさせます。
ラグビーは15人と言う球技ではプレーヤーが最も多い人数で戦うので、ちょっとした気遣いでチームの一人一人が連携することが大事です。
最初にマイボール、ヤンボールを教わった時は、天気予報のヤン坊、マン坊かと思いました。♪僕の名前はヤン坊、僕の名前はマー坊、二人合わせてヤンマーだ、君と僕とでヤンマーだ♬♩♫🎶♪
更にフェア・キャッチのマークとマイボールが、ごっちゃになって、練習試合の時にフェア・キャッチの機会があり、ボールが落下してくる時点で、マークと大声を出してボールを取りました。フェア・キャッチは認められずに、早くタッチに出せと言われて慌てて、投げてタッチに出しちゃいました。みんなに相当笑われましたが、私は意味不明でした。フェア・キャッチのマークはボールを取る瞬間に声を出し、タッチはキックをするのが普通でボールを投げて意図的にタッチに出してはいけないのでペナルティにもなります。
🐟シーラと呼ばれて
夏休みに合宿するチームが多いと思います。私達の高校では、校内合宿と民宿に泊まっての合宿がありました。
校内合宿と言っても泊りは無く、午前と午後に練習があり、昼は弁当を持って行きました。柔道場で弁当を食べて、横になったりと休憩をしました。3日位だったと思います。
持ち物は、ヘッドキャップ、ジャージ、Tシャツ、短パン、ストッキング、タオル、スパイクの練習着と部屋着になります。練習着は暑い夏で汗をかくので、練習回数分(午前と午後の練習で2着)あると良いです。高校一年生の時にはジャージは一着しか持っていなかったので、一着のみでした。短パンとストッキングは午前と午後の練習は同じ物を履いていました。
皆同じ様な柄で見分けがつかなくなるので名前を書きましょう。女子マネージャーがいるチームで洗濯をしてくれたりして、名前が書いていないと判らなくなってしまいます。部屋着は菅平など高原や避暑地に行くことが多いので、長袖・長ズボンのトレーニング・ジャージやスウェットを持って行くことをおすすめします。
洗面道具、歯磨き、バスタオル、風呂用タオルと娯楽用品のトランプや将棋があると良いと思います。私も高校一年生の合宿前にラグビー部の友達と近くの忠実屋と言うスーパーマーケットにTシャツとトレーニング・ジャージを買いに行きました。
Tシャツはどうせ汚れてしまうので、3枚1,000円とかの特価品の安い物にしました。炎天下で練習するので色は白とか薄い色が熱を吸収しないのでおすすめです。黒や紺、青、赤などは部屋着にした方が良いです。
友達が私に、この柄どうかな?と尋ねて来たので、良いんじゃない。と答えました。胸にシーラカンスの絵が書いてある白いTシャツです。2泊3日の夏合宿が始まりました。一緒にTシャツを買いに行ったY君はSHスクラム・ハーフです。初日からシーラカンスのTシャツを着ていました。
気に入ったんだなと思っていましたら、次の日も午後も同じシーラカンスでしかも新品でした。何枚買ったのと尋ねたら3枚ともシーラカンスを買ったとのことでした。練習が終わり、部屋に帰って、皆に(一年生は一部屋にまとまっていました)その話をしたら、翌日からシーラと呼ばれる様になりました。顧問のH先生まで、シーラと呼んでいました。