国立の大観衆にびっくり

🏉ラグビー人気

私が高校に入学した1982(昭和57)は、ラグビーが大人気でした。大学ラグビーでは明治大学が強く、伝統校の早慶も強かったです。社会人では松尾雄治率いる新日鉄釜石が強く、日本選手権で連覇をしていました。テレビで観る早明戦、大学選手権、日本選手権は満員の観客でした。特に12月の第一日曜日の早明戦、1月の成人の日(1/15)に行われる日本選手権は人気が高かったです。日本選手権には成人式の晴れ着を着た新成人が沢山観に来ていました。 

年度別優勝チーム

対抗戦、大学選手権、日本選手権優勝

1981(昭和56)

 早稲田、明治、新日鉄釜石(V4)

1982(昭和57)年、高1

 早稲田、同志社、新日鉄釜石(V5)

1983(昭和58)年、高2

 日体、同志社、新日鉄釜石(V6)

1984(昭和59)年、高3

 慶應義塾、同志社、新日鉄釜石(V7)

1985(昭和60)

 明治、慶應義塾、慶應義塾

1986(昭和61)

 明治、大東、トヨタ自動車

 

🚩タッチ・ジャッジ

テレビで観ていて、気になったのが、タッチ・ジャッジです。現在はアシスタント・レフリーと言って、レフリーに助言することも出来る様になっています。テレビで観るタッチ・ジャッジはブレザーを着ていたのです。レフリーと同じ様に対戦チームとは明らかに違う色のジャージ姿(白か緑が多かったです)に短パン、ストッキングそして、紺色のブレザーの上着を羽織るのです。さすがに紳士のスポーツです。とても凛々しかったです。いつの間にか、動き易い様に、寒い日は、ウィンド・ブレーカーを着る様になりました。

 

高校3年生の時は、顧問のH先生がラグビー協会から入場券を貰ったと3年生に分けてくれて、国立競技場の早明戦、日本選手権を生で観に行きました。大歓声にびっくりしました。どよめき、拍手、歓声が6万人分なので、凄い迫力です。国立競技場はすり鉢状になっているので、歓声がこだまして大音響となります。チャンスが断たれた時の6万人のため息が、とても面白かったです。

 

〇ウォーミング・アップ

高校生の場合はタッチ・ジャッジをするのは怪我人などの控え選手の役目でした。鎖骨の骨折を両方してしまった同期のロックのA君はタッチ・ジャッジが得意でした。でも骨折した側の腕はサポーターで固定しているので、腕が挙げられなかったです。

 

A君は、身体が大きくて当たりに強くて軋るのも速いのですが、身体が硬い、そして怪我した時は、練習に遅れてきて、ウォーミング・アップが不十分だったと反省していました。大事な貴重な高校生活、5分位遅れても大丈夫です。しっかりとウォーミング・アップしてから練習に合流して下さい。怪我の予防をしっかりとしましょう。

 

📰ラグビー部通信

部員相互の交流が目的だったのでしょうか。顧問のH先生がノートを回覧して日記を綴って先生に提出していました。一日ごとに回覧していました。練習のこと、思ったこと、皆に伝えたいこと、悩みなどもありました。先生が赤字でコメントを書いて次の人に回します。自分の戻って来るのは1ヵ月位先ですが、部室などで見たりしているので、コミュニケーションが計られていました。日記を抜粋して毎週の様にプリントしてDんこ通信と言うラグビー部の新聞を配ってくれていました。普段直接話が出来ないことをラグビー部通信で補っていた様に思います。

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