ボール磨きとバイク -KAWASAKI Z400GP-

グラウンド整備

練習が終わると、トンボでグラウンド整備をするのが日課となっていて、平にならします。野球部が一番丁寧で上手にトンボがけを行っていました。ラグビー部やサッカー部、アメリカン・フットボール部も野球部ほど上手ではありませんが、練習後にそれぞれグラウンド整備をしていました。

 

🏉ボール磨き

1年生は、ボールを持って帰って磨いてくるのが日課でした。ラグビーのボールは楕円球なので、空気を入れたままだと、丸くなってしまうと言うことで、練習が終わると空気入れのピンを指してボールの空気を抜いてカバンに入れて持って帰ります。持って帰ったボールは唾で磨くと教わりました。ボールは滑ってしまうとノック・オンをし易いので、つばで磨くとねっとりとして滑りづらくて良いらしいです。水拭きで泥を落として、唾をかけて丁寧に磨いていました。同期で革靴用の脂でテカテカに磨いて来た人がいて、きれいだろぉと自慢していましたが、先輩に滑るからと逆に怒られてしまいました。牛乳を飲んだ後の唾で磨くと良いとも聞きましたが、試したことはありません。

 

後輩

公式戦では勝ち星無く1年間が過ぎました。ラグビーをやりたいと大きな後輩が入部して来ました。未だ入学式前の春休みに見学と体験に来ました。185cm位もの身長で私達のラグビー部の誰よりも大きかったです。春休みの練習だったのでグラウンドを一面使った試合形式の練習にいきなり参加をしました。右サイドと左サイドに分かれての試合形式に相手チームのロックで参加をしました。

 

右サイド:③右プロップ、⑤右ロック、⑦右フランカー、⑬右センター、⑭右ウイング

左サイド:①左プロップ、④左ロック、⑥左フランカー、⑫左センター、⑪左ウイング

②フッカー、⑧No. 8が分かれる。

⑨ハーフ、⑩スタンド・オフ、⑮フルバックが分かれる。

15人対15人の人数はいないので、OBも混ざり、15人に近い人数です。

 

最初のキックオフでそのO君がボールをキャッチして突進して来ましたが、先輩の意地で自称、見事にタックルを決めてあげました。入学して1年生ながら、ロックで中心選手となって行きます。

 

🏍バイクの免許

高校1年生は16歳になる年で、私は早生まれの2月生まれだったので、16歳の誕生日を迎えてから、教習所に通いました。最寄りの西武拝島線の駅から拝島駅まで行って拝島自動車学校に通っていました。

 

自動二輪の免許は四種類あって、原動機付自転車(原付)は、試験場で筆記試験に合格すると50ccまでのバイクに乗ることが出来ます。小型自動二輪は125ccまでのバイクを運転することが出来ます。私の取ったのは中型自動二輪の免許で400ccまでのバイクを運転が出来ます。通称、中免(チューメン)です。チューメンまでは教習所の卒験で合格すると試験所の実技の試験が免除されます。400cc以上のバイクを運転するには大型自動二輪の免許が必要で、試験所で実技の試験を合格しなければ取れない取得が難しい試験と言われていました。大型自動二輪の免許では二輪車の排気量の制限が無いので、限定解除と言われていました。大型自動二輪も教習所の卒業試験で試験所の実技が免除される様になりました。

 

初めての教習所の実技ではバイクを八の字に押して歩いたり、センター・スタンドをかけたり、倒れたバイクを起こす練習をします。女性の人もいましたが、バイクを起こすことが出来ずに小型に変更させられてしまう人もいました。

 

2回目は125ccの小型のバイクで教習所の周回コースを回りました。風を切って走るのは気持ち良いなと思っていたら油断してしまい縁石に突っ込み転倒してしまいました。バイクのコースは自動車用とは別にありました。

 

三段階の教習で一段階は周回、二段階になるとバイク特有の一本橋、スラローム、短制動の練習をします。

 

一本橋は10km/h以下で一本橋を何秒以上かけて渡ると言うバランス取りです。スラロームはバイクを斜めに倒しながら左右のスラロームの外側を回ります。短制動は30km/h以上の速度で急ブレーキをかけて何m以内に安定して止まると言う練習です。

 

バイクのブレーキは右手が前輪、右足が後輪のブレーキとなっていてバランス良くブレーキをかけないと制動距離が長くなったり、転倒してしまいます。雨降りの日の教習で後輪のフット・ブレーキを強くかけすぎてしまった様で転倒をしてしまいました。

 

三段階は自動車と同じ教習所のコースを走り、障害物の回避や一時停止、坂道発進などの練習をします。一般道での路上教習はありません。三段階の教習を終えると卒業試験があり、ここまでストレートで順調に教習課程を修了していましたが、短制動で転倒が怖く、30km/hの速度がでていないと言うことで、1時間の補修の後、再試験を受けて無事卒業出来ました。

 

学科のコースも同時進行で受講をして卒業試験には学科の試験もあります。教習所を卒業したら府中の試験所に行って学科の試験を受験して合格出来て、中型自動二輪の免許を取りました。

 

免許を取ると、バイクに乗りたくなります。と言うか、バイクに乗りたいので免許を取ったので、親を説得してバイクを購入します。バイトをしてお金を返すと言うことで、親に買って貰いました。学校には、三無い運動と言う、バイクの免許を取らない、バイクに乗らない、バイクを買わないと言う校則では無いですが、あったとか、無かったとか。

 

Kawasaki Z400GP

バイクの雑誌を購読していたので、欲しいバイクを決まっていました。カワサキのZ400GPです。父親とカワサキのバイク・ショップに行き注文をしました。一週間くらいして父親に車で連れて行って貰い、受け取って帰りはバイクを運転して帰って来ました。ヘルメットとグローブもセットで購入しました。帰り道にラグビー部の友達の家に寄って自慢をしたのは言うまでもありません。カワサキ・カラーのライム・グリーンと赤を最後まで迷いましたが、赤にしました。

角目のヘッド・ライトが特徴的で黒塗りのエンジン、ミラーやウインカーのフレームも黒でした。ガソリン残量がLCD表示されるのが自慢でした。セパ・ハンが標準でした。ブラック・テールランプと後ろ姿もお気に入りでした。

残念だったのが、エンジンを切った状態ではギア入らないこと。実害は無いのですが、レーサーの様な押しがけが出来ないのです。ギアをセカンドに入れたままクラッチを握ってエンジンを切って、押しがけの練習をしました。

もう一つの残念なのが、アイスの棒でタンクのカギが開いてしまうことです。悪いことをしようとしたら危ないです。

大事にしていたバイクを売るなら

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