strongbodyラグビー選手の身体って筋肉で凄いなぁ。
ラグビーをやると筋肉もりもりになるのかな。なんて思ったら大間違い。みんな必死に筋肉を鍛えているのです。ラグビーの練習の一つとして筋トレがあります。
当たり負けしない、強靭な身体にするために日夜ラガーマンは頑張っているのです。前回のラグビー・ワールドカップで躍進した日本代表のハードワークは有名で朝6時からみっちりと筋トレをしていました。
ラグビーだけをしていても、こんなに強靭な肉体は作れません。スクラムを組んで、タックルをするので首周りの筋肉は鍛えられますが、厚い胸板、太い腕っぷしは筋トレの賜物です。
首はしっかりと鍛えて怪我を防ぎましょう。スクラムは対面の100kgの相手を支えるだけで無く、横から後からも重圧がかかります。特注のYシャツしか着られなくなるかもしれませんが、首が強いとスクラムとタックルが強くなりますので遠慮しないで鍛えましょう。
パスを放るのは振り子・遠心力の原理なので、それほど力は使いませんが、ボールをしっかりと持って走らないとはじかれてしまいます。ボールの奪い合いでは腕力が物を言います。スクラムやモール、密集でのバインドが強いと一枚岩になれます。
短距離走を繰り返すラグビーは脚が太くなります。良いプレーヤーは太ももがしっかりしています。
筋トレを始めると筋肉が増えることに喜びを感じます。テレビなどでスポーツ選手の活躍を観て身体つきに憧れを抱きます。
水泳選手は逆三角形
をしています。水泳は全身運動と言われて、上半身はボートのオールの様に水を掻くので首周り、腕周り、背中、脇の筋肉が鍛えられます。
かつて富士山の飛び魚と呼ばれた水泳日本がオリンピックのメダルから遠ざかってしまい量から質への転換、スポーツを科学的に分析し筋トレを導入し始めてから1988年ソウル大会で鈴木大地選手(現スポーツ庁長官)の金メダルによって水泳日本が復活しました。
1980年代に中央大学の水泳部で、それまで水の抵抗となるからと敬遠されていた筋トレを導入して成果がありました。筋トレをすることでスリムだった水泳選手の身体は筋肉が目立つ様になりました。水泳では腕で水を強く掻くため、脚で水を強く蹴るために筋トレを導入しています。
水泳をやると良い身体になるよねと言うのは間違っていませんが、少々やるだけでは、目に見えるほどの効果はありません。有酸素運動なので、ダイエットにも役立ちます。室内プールには暖を取るためのサウナがあるところが多く、冬でも汗を流せます。そもそも泳いでいると水であまり気が付きませんが汗を結構かいているんです。汗をかくとビールが恋しくなります。
体操選手
では、体操をやると良い身体になるよねと言うのも正解ですが、実は本来は逆なのです。良い身体を作るために体操があるのです。どっちでも良いのですが、腕力、握力はもの凄いです。歯をくいしばるので、奥歯が無い知り合いがいましたが、テレビで体操選手がマウスピースをしている映像は観たことがありません。
身体自慢と言ったら格闘技です。
相撲
日本の国技・相撲は稽古で筋トレはありませんでしたが、昭和の大横綱・千代の富士が肩の脱臼癖を克服するのに筋トレで肩周りを鍛えたのは有名な話です。昭和51年(1976年)頃でした。漫画のキン肉マンにもウルフマンとして登場しました。
プロレスラーの身体は桁違い
高校時代に初代タイガーマスクの道場に体験入門した後輩は、キック練習をしたかったのに、延々とスクワットをやらされ1,000回やったそうです。もう足は挙がらずキック練習には至らなかったそうです。食べる量、飲む量、練習の量はまさに桁違い、当然身体の造りも桁違いです。筋書きのあるスポーツと言われていますが、相手の得意技を受けることが美徳とされていて、それでもなお戦い続ける体力は異常です。
良くラグビー選手がプロレスラーみたいと言われますが、滅相もありません。
筋肉バカ
ラグビーをしている最中、筋トレをしている最中はバカになるくらい集中するくらいが良いですが、ラグビーは頭を使うスポーツ。相手の陣形、味方の陣形が刻々と変わる中、最適なプレーを選択して試すことが楽しいのです。単純に筋肉を使って力勝負をするだけではありません。ついつい鍛えた筋肉を使いたくなる気持ちは判りますが、冷静な判断をしてあげましょう。
筋トレが大好きになったら、ボディ・ビルダーを目指すのもありです。ラグビーと違って体重を落とすことが必要になりますので、美味しい料理が食べられなくなる可能性があります。
目指すのは
筋トレ好きな人の究極の目標はゴリラ。筋トレを始めて筋肉が付いてくると更に筋肉をおおきくしたくなり、誰もがゴリラになりたいと思うのです。バナナしか食べていないのにあの筋肉は凄いです。草食なのに一日の食事は15kg~20kgだそうです。500gステーキを30枚分です。一人分です。とても真似できません。