マウスピース
怪我の予防としてとても有効なのがマウスピースです。脳震とう、歯の保護、口の中を切らない様に予防出来ます。中学生以上の試合では着用が義務付けられています。試合だけでは無く、練習の時から着用を習慣化しましょう。
マウスピースと言うとボクシングで初めて付けているのを目にして、口の中を切らない様にしていると、ず~っとおもっていましたが、脳震とうの予防にもなるのです。
マウスピース着用義務化
ラグビーの場合、ヘッド・キャップを高校生以下では被ることが義務付けられていて、大学、社会人、トップリーグでも着用しているプレーヤーを良く見かけます。ヘッド・キャップも脳震とうの予防にもなりますが、むしろ外的な傷や耳の保護として使用しています。
頭を強打した時に、歯を食いしばっていると、脳震とうになりづらいそうです。脳震とうとは、頭に衝撃を受けて意識や記憶を失うことで、発生したら安静にして、医師の判断に従います。昔みたいにやかんの水をかけて、さぁ頑張れと言うのは慎重にしましょう。
中学生以上の試合では、マウスピースを着用することが義務付けられています。
自主制作は難しい
マウスピースはしっかりと自分の歯型に合っていないと、効果は薄れます。専門のお店で作ることをおすすめします。市販品がお手頃ですが、しっかりフィットに作るのは難しいです。
私も市販品を購入して制作しました。手順は簡単 😥 なのですが。
①入れ物から取り出す。
②お湯に30秒間位浸ける。
③お湯から取り出し、上の歯にはめる。
④しっかりと噛んだまま、1分間位待つ。
⑤歯から取って、水に浸けます。
⑥完成です。
私の場合、口が小さいのでしょう、④で「うっ」とこみ上げて来たが我慢しました。晩酌しながら、制作していたので、危ないところでした。口の中がゴム臭かったです。
水で冷やして、出来上がったマウスピースをはめますが、ぶかぶかです。ラグビー部の友達に相談したら外と内から歯に押し付けないといけなかった様です。②からやり直し、④の噛んでいる間にマウスピースを外側から、口を開いて内側から押し付けて制作したら、「うっ」とこみ上げて来ました。
ラグビー部の友達に相談したら今度は端を切ったらと言われて、端を切ったらぶかぶかで、結局、ラグビーの練習、試合では一度も使わず、マウスピースを着けたのは、お酒を飲んでいる間だけでした。
子供がラグビーを始めて、中学生になったら、指導員にマウスピースをする様に言われて、市販品を買って同じ様に制作しました。着けた感じを尋ねたら、特に違和感が無かったのか、そのまま使用していました。
マウスピース専門店
ある日、ラグビー・スクールのお母さんからの口コミで安く作れる専門店を紹介されて、息子のマウスピースの制作に行きました。多摩動物園のある日野市の住宅街の一軒家にあり、一室を制作室としています。➤マウスガード専門店RYMSへ
同じラグビー・スクールの子が先に来ていました。制作手順は歯型を取って型に合わせて手作りするそうです。
①歯型を取る。
2分間位待つ。
色を指定する。
②制作は2週間位です。
楽しみに待つ。
③二週間後に受け取り、
実際にはめてフィット感を確認します。
子供にマウスピースのつけ心地を尋ねたら、マウスピースをしたまま、喋れると言っていました。市販品はやっぱりぶかぶかだったみたいです。
東京都の多摩地区にお住まいの方には、おすすめです。
歯型キットを送ってくれて、歯型を自分で取って送り返すことで通信販売もしています。
➤通信販売の頁へ
高校生以上のプレーヤーは当たりも激しくなるので、専門店でしっかりフィットするものの制作をおすすめします。
歯医者さんでマウスピースが作れます。
歯医者さんに相談するとマウスピースを作ってくれる歯医者さんや専門店を紹介してくれると行きつけのお寿司屋さん(お寿司を食べることは年に数回ですが、近所なので、飲みに出かけます)の飲み友達で娘のPTA仲間の歯医者さんが言っていました。
近隣の歯医者さんに相談してみるのが良いです。
中学生、高校生は成長期で顔、顎も成長しています。きつくなって1年で作り替えと言うこともあります。修正が出来ます。(歯形を取り直すので、費用はかかります)
市販品でも先ずは着けることに慣れる。
小学生、ラグビー初心者は、市販品で慣らしましょう。
【お湯で柔らかくして成型するタイプです】お徳用マウスピース(大人用・子ども用)直輸入品
歯ぎしり、いびき、歯の矯正
ラグビーの怪我防止の他にも、マウスピースには、歯ぎしり、いびき防止用や歯の矯正のものもある様です。
昭和のラグビーにはマウスピースは無かったので、歯が折れて歯が無い人が結構いました。差し歯を入れている人が多かったので一見判りませんでした。保険が効かないので、痛い出費となります。