頑固なラグビー・ジャージ

私がラグビーを始めた1982(昭和57)の頃のラグビー・ジャージと言えば頑丈でとても丈夫な頑固な素材で、ゴツゴツした荒々しいラグビーと言うスポーツを象徴している様なものだった。

ジャージも逞しい

当時は怪我をしていない限り、身に付けるものは、ジャージ、短パン、ストッキングとスパイク、ヘットキャップ(高校生)だけ。マウス・ピースも無ければ、肩パッドも無かった。生身の身体にジャージだけ。長袖で引っ張られてもけない武骨なものだった。

 

夏場の暑い時期の練習の時には、さすがにTシャツで練習をしていたが、フォワード/バックスの分かれでフォワードの練習は炎天下でも有無も言わさずジャージに着替えて練習していた。ただでさえ暑いのにジャージを着るだけで憂鬱になったものだった。

 

雨の日は物凄く憂鬱になる

素材は綿製なので雨の日は水を吸ってとても重い。3kg位はあったと思う。それに加えて、芝生のグラウンドなんて滅多に無く、土が標準だったので、まあ、良くれること。誰でも泥の中で転びたくは無いもので、ボールを落とすと、見失ったふりをしたり、セービングに行きたがらない。

周りからは、セービング!!の掛け声がかかるが、泥だらけになりたくない。運悪くボールの一番近くにいると仕方無く、ボールに飛込む。気のせいか先輩は絶対にボールの近くにはいなくて、必ず下級生がセービングをしていた。インサイド・ワークが上手い先輩、その能力を勝つために活かしていたら、もっと強かったのにとは良く思った、一度泥だらけになると、気持ちが吹っ切れて、もう躊躇しません。怖いものなし、バシャバシャと水溜りがあっても飛び込んだ。

練習が終わると一人で脱げないので、万歳をしてジャージを引っ張って貰ってようやく脱げたものだ。何よりも洗濯がとっても大変だった。雨の日のゲームの後は、水道で何度も何度も水洗いをするが、一向に泥が無くならないで、ひたすら水洗いをして絞るを繰り返していた。絞るのも生地が厚いので、とっても大変。一人では絞れない。二人がかりでないと絞れなかった。水道の蛇口にジャージを引っかけて、絞ると言う技を先輩から伝授をされていた。

高校時代のジャージ

高校の時は、毎日練習をしていたが、持っていたジャージは2着だけ。1年生の時に学年でお揃いの色の初めてのジャージ(私の代はエンジ)とゲーム用のジャージだけ。ゲーム用のジャージは、ゲームの時に着るので、普段の練習ではほとんど着ないので、1枚のジャージを1週間来ていた(と想う)1週間の途中で雨の日があったりして、ビチャビチャ、ドロドロになると洗濯をして、ゲーム用のジャージを着ていた。

 

洗濯は毎日しないが、日干しはしていた。昼休みに部室に行って、ジャージを日向に干すのが日課だった。日干しをしないと汗臭い。特にフォワードの練習では密着するので、ひんしゅく者だ。

 

何と便利な全自動洗濯機

社会人になるとさすがに毎日洗濯をしていた。寮の洗濯機を取るのが大変だった。二層式の洗濯機だったが、洗剤と柔軟剤を入れて洗濯をしておくと、洗濯が終わると、順番待ちしている人が、脱水をかけてくれる。いわゆる全自動だった。洗濯機の周りに置き場が無いと、乾燥機までかけてくれる親切者までいた。

 

洗濯が自分で出来るんですね。凄い!!さすがラグビー部と感心していたラグビー部の新人がいた。学生時代に一般の人で洗濯出来ない人がいたそうだ。

 

ジャージ革命

第五回のラグビー・ワールドカップ2003年にニュージーランドのオールブラックスが身体にフィットするジャージを着て話題になった。相手に掴まれてタックルされないためだとかテレビの解説で言っていた。

筋骨隆々な屈強な身体が身に付けるラグビー・ジャージは、とても格好良く見えた。この頃からラグビーのジャージの革命が起きた。

 

武骨なゴッツイ重たい綿製から、軽くて汗を吸収しない速乾性で派手な柄も印刷出来るポリエステル製となった。生地の量からすると値段が高くなるのに納得いかないが、科学代が含まれているので致し方なしか。

しかも冬のスポーツなのに半袖と言うのも少し違和感を覚えるが、それだけ運動量が増えたと言うことなのだろう。長袖のアンダーシャツを着て半袖のラグビー・ジャージを来ている姿は不思議に思う。

 

ポリエステル製の最近のジャージは身体にフィットするので、お腹に浮き輪の付いた親父には、あまり似合わないと思っていたが意外に貫禄があって良く見えたりもする。ペラペラで温かくない様に見えるが、さすがに科学の力。来てみると保温性があるのでびっくりしてしまう。しかし半袖なので、冬のラグビー観戦では、長袖のトレーナーやジャケットの上に羽織る様な姿を良く見かける。ひいきのチームを応援する時には欲しいものだ

オールブラックス・ジャージの購入

 

一着は欲しいラグビー・ジャージ

でもやっぱりながらの長袖の綿製ジャージを一枚は持っていたいものです。単色のもの、段柄のもの、派手なものもある。大事に着れば、身体が裏切らなければ、10年は愛用出来る。第二回ラグビー・ワールドカップで活躍したオーストラリア・ワラビーズのウイング、デービット・キャンピージに憧れて買ったジャージは、今だに部屋着として愛用しています。
長袖ジャージの購入
ラグビーをしていた友人の結婚祝いに新婦とア・ルックのジャージをプレゼントするのも、とても喜ばれました。色・柄の特注、背番号、名前入りが出来ました。

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