2023年の次回ラグビー・ワールドカップに向けて、どこのチームも強化を計っています。運動会や発表会のように本番前には準備具合を確認するために予行練習が付きものです。

今年は様々な制限がありましたが、英国・フランスなどの強豪国で恒例のテスト・マッチが行われました。

南半球は初夏を迎えるこの時期、北半球は秋が深まって来ます。ヨーロッパでは、インターナショナルのラグビー・シーズンなのです。

もちろん日本も強豪国との対戦でヨーロッパに遠征して腕試しをして来ました。

総括

個人的な感想ですけれど

北　対　南　と言う結果は、北　でしょぅか。

イングランドとフランスが強かったです。ゲームのマッチ・メークの勝利と言うことも言えますが、南の展開力に追いついてきたと感じました。

トピックス

ニュージーランドが負けました。

しかも連敗と言う。歴史的な出来事です。

選手の新陳代謝を促すために若手を育成していることもありますが、それはどこのチームも同じだとすると、他のチームが追い付いて来たのでしょう。打倒ニュージーランドに集中出来たことも大きな要因だと思います。

ワールドカップ前に負ける経験を出来たことは、ニュージーランドにとっては良いことだと思います。

結果論ですが、ニュージーランドに勝つアイルランドには、負けても仕方ないかなと日本を慰めてあげたいです。

日本代表について

世代交代でピークを越した感があったアイルランドは、まだまだ健在でした。地の利・ホームの力と言うのは、選手を震い立たせてくれるものだな。と言うことを改めて思い起こさせてくれました。ワールドカップで勝てたのは、日本開催で日本中が日本代表を応援してくれたおかげでした。あの時の一体感は忘れられません。

格下相手に若手を試せる良い機会。ポルトガルでもラグビーをやっているんだ。と言う思いは、10年前までは、日本もそう思われていたんだろう。と想い出しました。

そんなラグビー発展途上国に大歓迎をされた日本代表を誇らしく思います。尊敬・歓迎される日本代表と対戦出来ることに、選手の気持ちは紅葉のきせつだけに高揚したのでしょう。ファンにも後押しされてポルトガルもラグビーやっているんだぞ感満載でした。日本は苦戦を強いられましたが要所で実力差を見せられました。

オーストラリアに勝ち、南アフリカにも途中までは健闘しているスコットランド。ニュージーランドみたいに細かくパスをつなぐ小技を身に付けて強くなった印象があり、大敗を予感してしまいましたが、このままでは帰れない感からか、接戦に持ち込めました。

リーチ・マイケルが入るとライン・アウト、ライン・ブレイクで強力になるなと改めて感じたゲームでした。まだまだ頑張ってくれることと思いますが、次の世代の育成が急務だなと思いました。

試合結果

日本国内

ラグビー・シーズンもいよいよ大詰め。大学ラグビーも各リーグ戦が佳境を迎え、優勝争いと全国大会が控えています。

高校は全国大会の出場校が決定し、聖地・花園で熱い闘いが始まります。

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