

過去にもラグビーのブームがありました。私がラグビーを始めたのも、目次
- 1 主な出来事
- 2 日本ラグビー創生期
- 3 1960年代
- 4 1970年代
- 5 1980年代
- 6 1990年代
- 7 2000年代
- 8 2010年代
- 9 慶應義塾大学ラグビー部創部
- 10 日本代表の初テスト・マッチ
- 11 東西対抗
- 12 日本ラグビー協会創立
- 13 定期戦
- 14 花園ラグビー場
- 15 秩父宮ラグビー場
- 16 オールブラックス・ジュニアに勝つ
- 17 イングランドと接戦
- 18 本城和彦
- 19 新日鐵釜石
- 20 ラガー刑事登場
- 21 スクールウォーズ
- 22 ノーサイド
- 23 ワールドカップ
- 24 スコットランドに勝利
- 25 ブルームフォンティーンの惨劇
- 26 平尾ジャパン誕生
- 27 スクールウォーズ2
- 28 さよなら国立競技場
- 29 サントリーがウェールズに勝つ
- 30 ブライトンの奇跡
- 31 エコパの雄叫び(産声)
- 32 横浜(ハマ)のボコり合い
- 33 ブームで終わらせるな
主な出来事
| 主な出来事 | 日本代表監督・H/C | テストマッチ記録 | 社会人優勝 | 大学優勝 | 高校優勝 | |
日本ラグビー創生期 |
||||||
| 1874 |
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ラグビー伝来 |
|||||
| 1899 |
慶応義塾大学ラグビー部創部
|
|||||
| 1917 | 全同志社 | |||||
| 1918 | 三高 | |||||
| 1919 | 同志社中 | |||||
| 1920 | 同志社中 | |||||
| 1921 | 香山蕃 | 同志社中 | ||||
| 1922 | 同志社中 | |||||
| 1923 | 同志社中 | |||||
| 1924 | 京都一商 | |||||
| 1925 | 東西対抗開始 | 同大
慶大 |
同志社中 | |||
| 1926 |
日本ラグビー協会設立
|
中止 | ||||
| 1927 | 京大 | 同志社中 | ||||
| 1928 |
関東五大学対抗戦開始 |
京大 | 同志社中 | |||
| 1929 |
花園ラグビー場開場 |
慶應義塾普通部 | ||||
| 1930 | 日本代表の初テスト・マッチ | △3–3 BC | 慶大 | 京城師範 | ||
| 1931 | 明大 | 京城師範 | ||||
| 1932 | ○9–8 CAN ○38–5 CAN |
早大 | 京城師範 | |||
| 1933 | 早大 | 秋田工 | ||||
| 1934 | ●8–18 AUU ○14–9 AUU |
京大 | 鞍山中
台北一中 |
|||
| 1935 | 明大 | 天理中 | ||||
| 1936 | 北島忠治 | ●8–16 NZU △9–9 NZU |
培材高普 | |||
| 1937 | 早大 | 秋田工 | ||||
| 1938 | 明大 | 撫順中 | ||||
| 1939 | 明大 | 撫順中 | ||||
| 1940 | 明大 | 台北一中 | ||||
| 1941 | 早大 | 北野中
福岡中 |
||||
| 1942 | 慶大 | 天王寺中 | ||||
| 1943 | ||||||
| 1944 | ||||||
| 1945 | ||||||
| 1946 | 福岡中 | |||||
| 1947 |
秩父宮ラグビー場開場 |
関西学院大 | 秋田工
函館市中 |
|||
| 1948 | 配炭公団 | 早大 | 秋田工 | |||
| 1949 | 三井化学 | 明大 | 秋田工 | |||
| 1950 | 八幡製鉄 | 早大 | 天王寺 | |||
| 1951 | 八幡製鉄 | 明大 | 秋田工 | |||
| 1952 | 奥村竹之助 | ●0–35 OXU ●0–52 OXU |
八幡製鉄 | 早大 | 秋田工 | |
| 1953 | ●11–34 CBU ●6–35 CBU |
九州電力
近鉄 |
早大 | 福岡 | ||
| 1954 | 八幡製鉄 | 明大 | 慶應義塾 | |||
| 1955 | 八幡製鉄 | 秋田工 | ||||
| 1956 | 北島忠治 | ●14–16 AUU ●8–19 AUU ●6–19 AUU |
近鉄 | 秋田工 | ||
| 1957 | 近鉄 | 保善 | ||||
| 1958 | 西野綱三 | ●3–34 NZU23 ●6–32 NZU23 ●3–56 NZU23 |
八幡製鉄 | 早大 | 秋田工 | |
| 1959 | 知葉友雄
和田政雄 |
●17–21 BC △11–11 BC ●6–54 O&CU ●14–44 O&CU |
八幡製鉄 | 保善 | ||
| 1960 |
1960年代 |
八幡製鉄 | 秋田工 | |||
| 1961 | 近鉄 | 同大 | 保善 | |||
| 1962 | 八幡製鉄 | 天理 | ||||
| 1963 | 葛西泰二郎 | ○33–6 BC | 八幡製鉄 | 保善 | ||
| 1964 | 八幡製鉄 | 法大 | 秋田工 | |||
| 1965 | 八幡製鉄 | 早大 | 盛岡工 | |||
| 1966 | 大西鐡之祐 | 近鉄 | 早大 | 天理 | ||
| 1967 | 作者誕生 | ●3–19 NZU ●8–55 NZU |
近鉄 | 法大 | 福岡電波 | |
| 1968 |
オールブラックス・ジュニアに勝つ |
○23–19 NZJ ●16–25 NZU |
トヨタ自工 | 慶大
早大 |
秋田工 | |
| 1969 | ○24–22 HKG | 近鉄 | 日体大 | 目黒 | ||
| 1970 |
1970年代 |
○42–11 THA ●6–16 NZU ●14–28 NZU ○32–3 BC ●14–46 NZU |
リコー | 早大 | 盛岡工 | |
| 1971 |
イングランドと接戦
|
●19–27 ENG ●3–6 ENG |
三菱自工京都 | 早大 | 天理 | |
| 1972 | 岡仁詩
横井久 |
○24–22 AUC △17–17 AUC ○16–0 HKG |
リコー | 明大 | 目黒 | |
| 1973 | ●14–62 WAL ●10–19 ENU23 ●18–30 FRA |
リコー | 早大 | 目黒 | ||
| 1974 | 斎藤寮 | ●31–40 NZU ●31–55 NZJ ○24–21 NZU ○44–6 SRI |
近鉄 | 早大 | 大分舞鶴 | |
| 1975 | 岡仁詩 | ○16–13 CBU ●7–37 AUS ●25–50 AUS ●12–56 WAL ●6–82 WAL |
三菱自工京都 | 明大 | 国学院久我山 | |
| 1976 | 日比野弘
横井久 斎藤寮 |
●6–45 NZU ●7–38 BC ●9–34 SCO ●9–63 WAC ●15–58 ENU23 ●3–25 ITA ○11–3 KOR |
新日鐵釜石 | 早大 | 目黒 | |
| 1977 | 斎藤寮 | ●16–20 OXU ●9–74 SCO |
トヨタ自工 | 明大 | 大阪工大高 | |
| 1978 |
新日鐵釜石V1
|
斎藤寮
宮地克実 |
●6–42 QLD ●16–55 FRA ○16–4 KOR |
新日鐵釜石 | 日体大 | 国学院久我山 |
| 1979 |
本城人気1980釜石V2 |
横井久
今里良三 |
●19–21 ENG ●18–38 ENG ●19–28 CBU |
新日鐵釜石 | 明大 | 目黒 |
| 1980 |
1980年代釜石V3 |
山本巌
斎藤寮 |
△25–25 NZU ●13–15 NED ●3–23 FRA ○21–12 KOR |
新日鐵釜石 | 同大 | 伏見工 |
| 1981 | 釜石V4
ラガー刑事登場 |
斎藤寮 | ○10–9 AUU | 新日鐵釜石 | 明大 | 大阪工大高 |
| 1982 | 釜石V5
作者高校ラグビー始める |
山本巌
日比野弘 |
○18–12 HKG ○24–18 CAN ○16–6 CAN ●20–35 NZU ●6–22 NZU ●0–43 ENU ○31–15 NZU ●9–12 KOR |
新日鐵釜石 | 同大 | 国学院久我山 |
| 1983 | 釜石V6 | 日比野弘 | ●10–15 O&CU ●24–29 WAL |
新日鐵釜石 | 同大 | 天理 |
| 1984 | 釜石V7
スクールウォーズ始まるノーサイド リリース |
日比野弘
宮地克実 |
●0–52 FRA ●12–40 FRA ○20–13 KOR |
新日鐵釜石 | 同大 | 秋田工 |
| 1985 | 作者社会人ラグビー始める | 岡仁詩 | ●15–16 USA ●13–48 IRE ●15–33 IRE ●0–50 FRA ●0–52 FRA |
トヨタ自動車 | 慶大
明大 |
大東大一 |
| 1986 | △9–9 USA ○26–21 CAN ●18–33 SCO ●12–39 ENG ●22–24 KOR |
トヨタ自動車 | 大東文化大 | 国学院久我山 | ||
| 1987 |
第一回ラグビー・ワールドカップ
|
宮地克実
日比野弘 |
●18–21 USA ●7–60 ENG ●23–42 AUS ●12–24 IRU ●0–74 NZL ●4–106 NZL |
東芝府中 | 早大 | 秋田工 |
| 1988 | 日比野弘 | ●12–23 OXU ●13–17 KOR |
神戸製鋼 | 大東文化大明大 | 茗溪学園
大阪工大高 |
|
| 1989 | 平成元年
スコットランドに勝利
|
宿澤広朗 | ○28–24 SCO | 神戸製鋼 | 早大 | 天理 |
| 1990 |
1990年代 |
●6–32 FJI ○28–16 TGA ○26–10 KOR ●11–37 SAM ●15–25 USA ●9–13 KOR |
神戸製鋼 | 明大 | 熊谷工 | |
| 1991 | 第二回ラグビー・ワールドカップ | ●9–20 USA ●15–27 USA ●26–49 CAN ○42–3 HKG ●9–47 SCO ●16–32 IRE ○52–8 ZIM |
神戸製鋼 | 明大 | 啓光学園 | |
| 1992 | 小藪修 | ○37–9 HKG | 神戸製鋼 | 法大 | 伏見工 | |
| 1993 | ●27–30 ARG ●20–45 ARG ●5–55 WAL |
神戸製鋼 | 明大 | 相模台工 | ||
| 1994 | ○24–18 FJI ○20–8 FJI ○22–10 HKG ○26–11 KOR |
神戸製鋼 | 大東文化大 | 相模台工 | ||
| 1995 | 第三回ラグビー・ワールドカップ
ブルームフォンティーンの惨劇
|
●16–47 TGA ●16–24 TGA ○34–21 ROU ●10–57 WAL ●28–50 IRE ●17–145 NZL |
サントリー
三洋電機 |
明大 | 大阪工大高 | |
| 1996 | 山本巌 | ○34–27 HKG ●9–33 HKG ●18–45 CAN ○24–18 USA ●5–74 USA ●30–51 CAN ○41–25 KOR |
東芝府中 | 明大 | 西陵商 | |
| 1997 |
平尾ジャパン誕生 |
平尾誠二 | ●20–42 HKG ○32–31 CAN ●12–20 USA ●29–51 USA ●18–42 CAN ●23–41 HKG |
東芝府中 | 関東学院大 | 国学院久我山 |
| 1998 | ●22–30 CAN ●27–38 USA ○38–31 HKG ●16–17 HKG ○25–21 USA ●25–34 CAN ○44–29 ARG ○40–12 KOR ○134–6 TPE ○47–7 HKG ●17–21 KOR |
トヨタ自動車 | 関東学院大 | 啓光学園 | ||
| 1999 | 第四回ラグビー・ワールドカップ | ○23–21 CAN ○44–17 TGA ○37–34 SAM ●9–16 FJI ○47–31 USA ○30–7 ESP ●9–43 SAM ●15–64 WAL ●12–33 ARG |
神戸製鋼 | 関東学院大 | 東海大仰星 | |
| 2000 |
2000年代 |
●22–47 FJI ●21–36 USA ●25–26 TGA ●9–68 SAM ◯34–29 KOR ●18–62 CAN ●9–78 IRE |
神戸製鋼 | 関東学院大 | 伏見工 | |
| 2001 |
サントリーがウェールズに勝利
|
向井昭吾 | ○27–19 KOR ○65–15 TPE ●10–64 WAL ●30–53 WAL ●8–47 SAM ○39–7 CAN |
サントリー | 関東学院大 | 啓光学園 |
| 2002 | ○59–19 RUS ●29–41 TGA ○90–24 KOR ○155–3 TPE ○55–17 KOR ○120–3 TPE ●34–45 KOR |
サントリー | 早大 | 啓光学園 | ||
| 2003 | 第五回ラグビー・ワールドカップ | ●27–69 USA ●34–43 RUS ●5–63 AUA ●15–66 AUA ○86–3 KOR ●10–37 ENG ●20–55 ENG ●11–32 SCO ●29–51 FRA ●13–41 FJI ●26–39 USA |
神戸製鋼 | 関東学院大 | 啓光学園 | |
| 2004 | 萩本光威 | △19–19 KOR ○29–12 RUS ○34–21 CAN ●19–32 ITA ●8–100 SCO ●10–25 ROU ●0–98 WAL |
東芝府中 | 早大 | 啓光学園 | |
| 2005 | 萩本光威
ジャン・ピエール・エリサルド |
●18–24 URU ●36–68 ARG ○91–3 HKG ○50–31 KOR ○23–16 ROU ●10–15 CAN ●12–44 IRE ●18–47 IRE ○44–29 ESP |
東芝府中 | 早大 | 伏見工 | |
| 2006 | ジャン・ピエール・エリサルド
太田治 |
○82–9 AGU ○50–14 KOR ○32–7 GEO ●16–57 TGA ●6–52 ITA ●9–53 SAM ●8–38 NZJ ●15–29 FJI ○52–3 HKG ○54–0 KOR |
東芝 | 関東学院大 | 東海大仰星 | |
| 2007 | 第六回ラグビー・ワールドカップ | ジョン・カーワン | ○82–0 KOR ○73–3 HKG ●15–30 FJI ○20–17 TGA ●10–71 AUA ●3–13 SAM ●3–51 NZJ ●12–36 ITA ●3–91 AUS ●31–35 FJI ●18–72 WAL △12–12 CAN |
三洋電機 | 早大 | 東福岡 |
| 2008 | ○39–17 KOR ○114–6 AGU ○82–6 KAZ ○75–29 HKG ●21–42 AUA ○35–13 TGA ●12–24 FJI ●22–65 NZM ●31–37 SAM ○29–19 USA ○32–17 USA |
東芝 | 早大 | 常翔啓光学園 | ||
| 2009 | ○87–10 KAZ ○59–6 HKG ○80–9 KOR ○45–15 SGP ●15–34 SAM ●21–52 NZJ ○21–19 TGA ●39–40 FJI ○46–8 CAN ○27–6 CAN |
三洋電機 | 帝京大 | 東福岡 | ||
| 2010 |
2010年代 |
○71–13 KOR ○60–5 AGU ○101–7 KAZ ○94–5 HKG ●8–22 FJI ○31–23 SAM ○26–23 TGA ●10–13 SAM ○75–3 RUS |
東芝 | 帝京大 | 東福岡
桐蔭学園 |
|
| 2011 | 第七回ラグビー・ワールドカップ | ○45–22 HKG ○61–0 KAZ ○111–0 UAE ○90–13 SRI ●15–34 SAM ○28–27 TGA ○24–13 FJI ●24–31 ITA ○20–14 USA ●21–47 FRA ●7–83 NZL ●18–31 TGA △23–23 CAN |
サントリー | 帝京大 | 東福岡 | |
| 2012 | エディー・ジョーンズ | ○87–0 KAZ ○106–3 UAE ○52–8 KOR ○67–0 HKG ●19–25 FJI ●20–24 TGA ●26–27 SAM ○34–23 ROU ○25–22 GEO |
サントリー | 帝京大 | 常翔学園 | |
| 2013 |
さよなら国立競技場 |
○121–0 PHI ○38–0 HKG ○64–5 KOR ○93–3 UAE ●17–27 TGA ●8–22 FJI ●18–22 WAL ○23–8 WAL ○16–13 CAN ○38–20 USA ●6–54 NZL ●17–42 SCO ○40–13 RUS ○40–7 ESP |
パナソニック | 帝京大 | 東海大仰星 | |
| 2014 | ○99–10 PHI ○132–10 SRI ○62–5 KOR ○49–8 HKG ○33–14 SAM ○34–25 CAN ○37–29 USA ○26–23 ITA ○18–13 ROU ●24–35 GEO |
パナソニック | 帝京大 | 東福岡 | ||
| 2015 | 第八回ラグビー・ワールドカップ
ブライトンの奇跡 |
○56–30 KOR ○41–0 HKG ○66–10 KOR △3–0 HKG ○20–6 CAN ●18–23 USA ●22–27 FJI ●20–31 TGA ○30–8 URU ○40–0 URU ○13–10 GEO ○34–32 RSA ●10–45 SCO ○26–5 SAM ○28–18 USA |
パナソニック | 帝京大 | 東海大仰星 | |
| 2016 | ALL OUT!! 放映 | ジェイミー・ジョセフ | ○85–0 KOR ○38–3 HKG ○60–3 KOR ○59–17 HKG ○26–22 CAN ●13–26 SCO ●16–21 SCO ●20–54 ARG ○28–22 GEO ●30–33 WAL ●25–38 FJI |
サントリー | 帝京大 | 東福岡 |
| 2017 | ○47–29 KOR ○80–10 KOR ○29–17 HKG ○16–0 HKG ○33–21 ROU ●22–50 IRE ●13–35 IRE ●30–63 AUS ○39–6 TGA △23–23 FRA |
サントリー | 帝京大 | 東海大仰星 | ||
| 2018 | ○34–17 ITA ●22–25 ITA ○28–0 GEO ●31–69 NZL ●15–35 ENG ○32–27 RUS |
神戸製鋼 | 明大 | 大阪桐蔭 | ||
| 2019 | 令和元年
第九回ラグビー・ワールドカップ エコパの雄叫び(産声) |
〇34-21 FJI 〇41-7 TGA 〇34-20 USA ●7-41 RSA 〇30-10 RUS 〇19-12 IRE 〇38-19 SAM 〇28-21 SCO ●3-26 RSA |
慶應義塾大学ラグビー部創部
日本代表の初テスト・マッチ
東西対抗
日本ラグビー協会創立
定期戦
花園ラグビー場

秩父宮ラグビー場
関東大学ラグビーのOBなどの財政支援によりラグビー専用競技場として1947年に東京ラグビー場として完成。日本ラグビー協会名誉総裁だった秩父宮雍仁親王(昭和天皇の弟)が建設に協力してくれたことから命名されました。住所は東京都港区北青山二丁目8番35号。最寄り駅は東京メトロ外苑前駅で徒歩5分、JR総武線 千駄ヶ谷駅から徒歩20分。収容人数は24,871人。昭和の時代は冬に枯れてしまう高麗芝を使用していたが、洋芝を使うようになり冬も緑の絨毯のようになりました。外苑前再開発により、神宮球場と場所を入替て建替える計画をしています。2021年に神宮第二球場を取り壊し、跡地に新秩父宮ラグビー場を建設し工事完了後(2024年)に現秩父宮ラグビー場を解体し跡地に神宮球場を建設します。オールブラックス・ジュニアに勝つ
イングランドと接戦
本城和彦
1979年早大に進学。前年、国学院久我山で全国優勝。早稲田大学ラグビー蹴球部に入部し1年生から司令塔スタンド・オフのレギュラーとして定着。正確なゴール・キックと華麗なステップ、ラグビー選手らしからぬ甘いマスクで大人気となりました。日本代表にも選出されて10キャップ。早大卒業後はサントリーに進みました。早大、協会で要職に就き、七人制日本代表監督に就任しました。新日鐵釜石
新日本製鐵 釜石製鐵所。現日本製鉄 釜石製鉄所。1959年富士製鐵 釜石製鐵所ラグビー部として創部。日本一になると言う未来図を描き、地元の身体の大きな粘り強い高校生、頭脳となる大学ラグビーのスター選手を数年に一度、採用し朝8時から夕方5時まで製鐵所で働き、夕方5時から会社のグラウンドで強い足腰と強靭な身体、海外から情報を取り寄せた最先端のラグビーで鍛え上げて日本選手権七連覇(1978年~1984年)を達成しました。日本選手権は社会人優勝チームと大学優勝チームが成人の日(1月15日)に国立競技場で日本一を争うラグビーの一年間の総決算でした。鉄とラグビーのまち釜石は港町でもあり、ラグビーの応援では漁の安全と大漁を願う大漁旗が降られて名物となっていました。その後、製鉄所の縮小化により、ラグビー部はクラブ・チーム化し釜石シーウェイブスとして活動しています。ラガー刑事登場
日本テレビの人気刑事ドラマ・太陽にほえろ の捜査一係の刑事、竹本淳二は高校生の時にラグビーをやっていたと言う設定でニックネームはラガー。演じたのは渡辺徹。アイドル並みの人気を誇り歌手デビューもしました。1981年登場~1985年殉職。スクールウォーズ
TBSで放映された実話を元にしたテレビ・ドラマ。1984年10月~1985年4月TBS系列で放送。神奈川県の川浜高校を舞台に元日本代表のラガーマンの熱血体育教師が校内暴力で荒れる高校に赴任しラグビー部を創り、不良少年たちの心を開き、無名のラグビー部を七年間で日本一に導くと言う涙無くしては見られない名作です。主人公の滝沢賢治を山下真司が熱演しました。実話は京都の伏見工高の山口良治総監督で「信は力なり」と言う教えによって高校日本一になっています。NHKのプロジェクトXでも紹介されました。ノーサイド
ユーミンこと松任谷由実が作詞・作曲したラグビーの試合終了ノーサイドを題材にした曲。1984年リリース。大阪・花園の1983年(昭和58年)度の全国高校ラグビーフットボール大会の決勝戦、天理対大分舞鶴のロスタイムに大分舞鶴がトライを決めて18-16となり、決まれば同点となるゴール・キックを外してしまったことから曲が生まれました。ワールドカップ
国の代表チームの対戦テスト・マッチはお互いの国を行き来して行っていて、母国イングランドを中心に英国四ヵ国(ホーム・ネーションズ) + フランスでの交流試合形式で発展して来たラグビー。世界一を決める大会(ワールドカップ)を開催したいニュージーランド、オーストラリアの訴えに対しホーム・ネーションズの国々は勝利優先のプロ化の流れを懸念して反対をしていましたが、1987年に第一回大会がニュージーランド、オーストラリアの共同開催で実現しました。以降4年ごとに開催され、ワールドカップを頂点とする流れになりました。スコットランドに勝利
日本代表の監督に宿澤広朗が就任し相手を徹底的に分析し勝っちゃいました。日本がIRB常任理事国の八ヵ国(England, Scotland, Ireland, Wales, France, New Zealand, Australia, South Africa)に勝つのは初めてのこと。スコットランドはライオンズ(British and Irish Lions: England, Scotland, Ireland, Walesから選ばれた全英代表)のNZ遠征に主力が参加したため、スコットランド代表では無く、準代表級のスコットランドXVとしてスコットランド協会はテスト・マッチとはしていませんでしたが、快挙です。1989年5月28日@秩父宮ラグビー場 〇28-24、日本特有の梅雨時の湿気でムシムシとした暑さが大きな味方となりましたが、足首に刺さる低いタックルは見事でした。ブルームフォンティーンの惨劇
第三回ラグビー・ワールドカップ1995で初戦ウェールズに●10-57、第二戦はアイルランドに●28-50と連敗しプール戦敗退が決まった第三戦は優勝候補筆頭のニュージーランド・オールブラックスと対戦。南アフリカの中部にある司法首都のブルームフォーンティーンで決勝トーナメント進出を決めたニュージーランドは若手中心のメンバーでしたが自己アピールをするため、手加減無しの全力で攻められ続け、前半だけで12トライ、後半も9トライを取られて●17-145の大敗となりました。残念ながら未だワールドカップでの最多得点差として記録されています。日本はフランカーの東芝府中 梶原宏之の意地の2トライを取るのがやっとでした。唯一、勇気を与えてくれました。この大敗をきっかけにラグビー人気は衰えてしまい、暗黒の時代へ突入してしまいます。
平尾ジャパン誕生
1997年(平成9年)ラグビー界の至宝、ミスター・ラグビーこと平尾誠二が現役を引退したばかりの34歳と言う異例の若さで代表チームの監督に就任しました。世界に通用する日本ラグビーの強化とラグビー人気の復活にラグビー・ファンの期待が集まりました。外国人選手の積極器用。キャプテンも東芝府中のアンドリュー・マコーミック(元関西学院大ヘッド・コーチ)を器用し、戦略分析チームを組織化、トップチーム以外のチームや他競技からのラグビー編入を試みた平尾プロジェクトを立ち上げるなど様々な改革をしました。スクールウォーズ2
さよなら国立競技場
2020東京オリンピックに向けて建て直すことになった国立競技場。数々の名勝負が繰り広げられました。ラグビーでは12月第一週日曜日の早明戦、1月15日成人の日の日本選手権が冬の風物詩となり、たくさんの観客が訪れました。本城人気の早稲田ファン、新日鐵釜石の大漁旗で湧きました。チケットを取るのが大変で発売日に新宿の地下街のチケット・センターに買いに行った想い出は昭和ならではです。入場者数のベスト10に4つもラグビーが入っているのがかつての人気ぶりを表しています。サントリーがウェールズに勝つ
ブライトンの奇跡
2015年9月19日イングランドの南の港町の観光地ブライトンにて第八回ラグビー・ワールドカップのプールBの初戦、優勝候補の一角、当時世界三位の南アフリカにワールドカップでは過去に僅か1勝しかしていない日本が奇跡的に勝利をしました。〇34-32 初戦で硬さのある南オフリカの身体の強さを活かした闘い方に対して徹底的に分析をして、二人がかりでタックルをして直ぐに起き上がりボールをつなぐ日本人のスピードと勤勉さ我慢強さを活かしたディフェンスとアタックそして最後は世界一過酷なハードワークで鍛え上げたスタミナで逆転勝ちをし、世界中を驚かせました。史上最大の番狂わせはハリー・ポッターの作者J・K・ローリングをしてもこんな夢のような話は書けないと言わせるほど。エコパの雄叫び(産声)
2019年9月第九回ラグビー・ワールドカップ日本の第二戦は、プールA最強そして当時世界ランキング二位のアイルランドと対戦。勝てないまでも次の残り二戦につながる良い試合を期待していました。誰もが。技ありのトライで先制されるも必死にペナルティ・ゴールで食らいつき、そんな実力差を知らない にわかファンの後押しもあったのか、後半勝負所での起爆剤としての器用を予定していたキャプテンのマイケル・リーチの思わぬ早期投入が加わり、押せ押せムード。アイルランドは初戦のスコットランドを圧倒したような力は無かったのか、ワールドカップ開幕前に前回大会のリベンジはされたものの世界一の力強さを誇る南アフリカとぶつかり稽古をしたおかげで互角の勝負となります。安定したセット・プレーが出来ると素早い球捌きのスピード勝負には分があり、後半のスタミナにも自信がある日本代表は最大の味方・地の利・蒸し暑さと地元の声援に後押しされてまさかの逆転。奇跡を再び起こして世界中を驚かせました。しかし勝って当然だと強くなった実力を証明しました。大会の名場面にもなった③tighthead prop具君のスクラムを押し勝った後の雄叫びが強い日本代表の産声となることでしょう。
横浜(ハマ)のボコり合い
プールA最終戦は全勝で一敗のスコットランドと対戦。この試合で日本が勝つと念願の決勝トーナメント進出が叶う大切な試合。対するスコットランドは既にアイルランドに負けてはいるものの日本戦に勝利をすれば決勝トーナメントへ進出出来るので、両チームとも負けられません。そんな想いがプレーにも表れる、まさに一進一退の攻防。| 得点経過 | 前半 | 7分 | 18分 | 26分 | 40分 | 後半 | 43分 | 50分 | 55分 |
| 日本 | 0 | 7 | 14 | 21 | 28 | 28 | 28 | ||
| Scotland | 7 | 7 | 7 | 7 | 7 | 14 | 21 |