専門的な用語が多くてなかなかとっつきにくい、判り辛いと言う人に少しでも身近に感じてもらえたらと思い、身近な例に例えてみながら説明してみます。
目次
ラグビー=仕事
と言う幸せ(なのか可哀そうな)者は、ごく僅か。仕事をしながら、好きなラグビーをしている人が大勢います。そんなサラリーマン・ラガーマンにとっては、
ラグビー⇔残業
夕方に仕事が終わらないと残業が待っていて、好きなラグビーが出来ません。会社のラグビー部だとラグビーが終わってから職場に戻って残業すると言う文武両道の人もいました。
でもほとんどの場合、
ラグビー≒ビール
で、どっちが好きなのか判らなくなってしまい、どっちのために頑張っているのか目的が変わってしまう場合が多々あります。好きなラグビーの後のビールはたまりません。
なので、
ラガー=ラガー
Rugger=LAGER
が大好きです。
➜LAGERへ
ラグビー≒人生
ラグビーが無いと人生がつまらない、生きていけないと言うとっても濃いラグビーファンがが大勢いるのもラグビーの魅力です。自分がプレーしたことがなくても子供がラグビーを始めたのをきっかけにどっぷりとラグビーに浸かっている人が周りに沢山います。
ラグビー≒スクラム
特に第一列にしか判らない魅力があるみたいです。彼等にとってラグビーとは押すか押されるかのスクラムです。相手に押し勝つことに全てを賭けています。人手が足りなくて数回組んだことがありますが、異次元です。応援してくれるととっても励みになります。
ラグビー≒タックル
ラグビーの華とも言われて勇気あるプレーの代名詞。人間には二通りのタイプしかいません。味方のピンチに身体を張ってタックル出来る人 と 出来ない人です。タックル出来る人は勇敢で信頼出来る人物で周りから慕われます。
パス=バックス
バックスはパスが上手なのは当然です。パスはバックスがするもんだと思っているフォワードもなかにはいます。スクラム、ラインアウトの練習でなかなかパスの練習が出来ませんが、実はパスが器用なフォワードもいます。
バックス⇔フォワード
ポジションによって役割りが違うラグビー。前線でボールを獲得するフォワード、そのボールを前に進めるバックス。ボールを回してノックオンすると怒るフォワード、でスクラムになると押されて怒るバックス、そんなチームは強くなりません。
バックス≒もてる
足が速い人が多いバックスは体系が細くもてることが多いようです。そんなことからもガッチリとしたフォワードからはひがまれます。
バックス⇔フォワード
フォワード=力持ち
スクラムやラインアウト、密集のモールやラックで相手とボールを奪い合うので力持ちです。日頃からウェイトトレーニングで身体を鍛えています。
トライ≒バックス
ボールを展開するのでスピード勝負でバックスがトライすることが多いですが、フォワードにもチャンスがあります。
ヨコ⇔タテ
ワセダ⇔メイジ
日本で三番目のラグビー部のワセダ早稲田大はルーツ校のケイオー慶應義塾大に勝つために独自のゆさぶりと呼ばれるバックスでボールを大きく外に展開する攻撃を追究し、緻密に練り上げられた戦法を徹底して行きます。一方、関東では四番目のラグビー部メイジ明治大は前へを軸に選手の特徴を尊重するラグビーで身体の大きな選手が多く重戦車と呼ばれるフォワードの縦攻撃が得意。ヨコとタテの対照的な対戦は優勝を賭けた対戦も多く人気でした。早明戦(明早戦)は毎年12月の第一日曜日に行われて多くの名勝負が生まれています。
楕円球⇔ボール
球体のボールは真ん丸で面白くない。楕円球以外はボールじゃない。とおかしなことを言う人がいます。どっちが原型なのか判らなくなります。
楕円球⇔球技
そんな人にとっての球技とは、楕円球を持って走ることさえ忘れてしまい。むしろ身体をぶつけることが楽しくなっていて、球技であることも忘れてしまっているのが面白いです。
楕円球≒格闘技
もともとプロレスなどの格闘技が好きな人が多いので、球技なのに格闘技になってしまいます。
子供の頃の遊びに例えてみると
スクラム≠おしくらまんじゅう
人が集まって押し合うことから、子供の頃にやったおしくらまんじゅうのように見えるかもしれませんが、押す方向が決まっているので、むしろ馬乗りに近いです。背筋を伸ばして足で踏ん張る姿勢は正にスクラムの姿勢です。攻撃側が体重をかけて飛んでくるドッスン乗りで攻めて来ても仲間のために姿勢を崩さないように耐える姿はスクラムそのものです。
スクラム≒馬乗り
モール≒おしくらまんじゅう
おしくらまんじゅうの姿はモールに似ているかもしれないです。しかしモールもスクラムと同じく押す方向が決まっています。
ラインアウト≒組体操
ジャンパーをサポーティングするラインアウトはとってもキレイな姿勢になりました。まるで組体操を見ているようです。
ヘッドキャップ≠洗脳
かつて世間を騒がせた宗教のかぶりものとは違い洗脳するものではありません。頭と耳を守る保護具です。頭を使えと指導されると頭から突っ込んでいくほどラガーマンは素直です。
ラグビー部vsほかの部活
ラグビー部💔サッカー部
かつてサッカーよりもラグビーが人気だったことを知っている人は少なく、国立競技場の入場者数記録は昭和39年(1964年)東京オリンピックの開会式と閉会式を除いてラグビーなのは自慢です。高校サッカーの華やかさ、トヨタ・カップなどの海外サッカー、そしてJリーグの開幕(平成5年(1993年))とサッカーはプロ野球と並ぶ人気のスポーツとなりました。そんなこともありますが、何故かサッカー部は格好良く見えるらしくて良くもてます。なのでラグビー部はサッカー部が嫌いでした。
サッカー部➜💘ラグビー部
もてる人はもてない人の気持ちは判らないもので、そんな想いをラグビー部が抱いていることを知らずにサッカー部はラグビー部が頼りになるので好きです。
ラグビー部<野球部
一部の地域を除き運動が得意な子は野球をやっていたので野球部は小学生、中学生と野球で勝ち残って来た勝ち組。どこかで負い目を感じてしまっているのか野球部は尊敬の的でした。
ラグビー部≒柔道部
球技であるはずのラグビー部ですが、何故か柔道部と気が合い仲良しです。団体競技と個人競技の違いもあり不思議です。身体自慢するところが気が合うのでしょうか。
マネージャー≒天使
ゴツイ男しかいないラグビー部にとって女子マネージャーは天使のように見えました。でも彼女たちが気にかけているのはいつも先輩でした。
ラグビー≒カツカレー大盛り
ラグビーを食べ物に例えると、力強いトンカツにガッツリご飯、そして最後まで諦めないでご飯を流し込む華麗にご飯を操るカレー。フォワードとバックスが一体となったカツカレーの大盛りがしっくりきます。栄養バランスを考えてサラダを付けると完璧です。カレーは合宿の定番です。
ラグビー部⇔一般ピープル
会社のラグビー部では、良く線引きしていました。食事の量、酒の量が大きく違いました。休みの過ごし方も全く異なっていました。ドライブや映画鑑賞のデートが羨ましかったです。ラグビーこそが趣味なんだと思えるのに相当時間がかかりました。
ノーサイド≒ビール
ラグビーではゲームの終了をノーサイドと言います。敵味方のサイドが無くなると言う意味だと教わりました。でも海外ではほとんどノーサイドは言わずにタイムオーバーやゲームセットと言っていて少しがっかりしました。いずれにしてもゲームが終わったらやっぱりビールです。
特異な世界ではなく、少しでもラグビーを身近に感じてもらえたら幸いです。