ラグビーの聖地

聖地とは信仰する宗教の本拠地・本山のこと。

Twickenham

ラグビーの聖地と言うとラクビーの競技が始まった英国のトゥイッケナム: Twickenham Stadium。一度は行ってみたい場所です。

Stadiwm y Mileniwm

高校の恩師がウェールズのファンだったこともあり、ウェールズ・ファンの私はウェールズのホーム・グラウンドであるアームズ・パーク(現在はミレニアム・スタジアム: Millennium Stadium)にも行ってみたいと思っています。

日本のラクビーの聖地

日本のラクビーの聖地と言うと二つあり、西の花園 と 東の秩父宮 です。

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花園ラグビー場

西の花園こと花園ラグビー場は東大阪市の花園中央公園に隣接していて三面のラグビー場があります。第一グラウンドではラグビー・ワールドカップが開催されます。そのため観客席、ナイター設備の増設工事を行いました。高校ラグビーが開催されることからも高校ラガーマンにとっても聖地となっています。高校ラグビーは毎年12月27日から1月7日まで全国47都道府県の代表校が高校日本一をかけて争います。最寄り駅の近鉄・東花園駅から続く通りはスクラム・ロードの名前が付けられています。住宅街の傍にある庶民的な雰囲気の街です。

秩父宮ラグビー場

秩父宮ラグビー場と初めて聞いたときは、東京都の西多摩に住んでいた私は埼玉県の秩父にあるのかと思いました。(笑点でお馴染みの林家たい平の故郷)ところが高校生の時に初めて行ったのは、都心でした。明治神宮を囲んでいる神宮の杜の中にあります。東京オリンピックのメイン会場となった国立競技場、東京六大学、プロ野球の東京ヤクルト・スワローズのホーム・グラウンドの神宮球場、東京体育館など日本スポーツの中心的存在の競技場があります。昭和天皇の弟様である故・秩父宮様がスポーツ好きでラグビー場建設にゆかりがあったことから、殿下のお名前を頂戴し命名されました。

大正15年(1926年)神宮球場 開場

昭和22年(1947年)東京ラグビー場 開場➜昭和28年(1958年)秩父宮ラグビー場に改称

昭和33年(1958年)国立競技場 開場

昭和39年(1964年)東京オリンピック

平成2年(1990年)東京体育館 開場

こんなことありました

ところで、東の聖地こと秩父宮ではラグビーのワールドカップは行われません。聖地で開催されないと不思議に思われる方もいるでしょう。国立競技場問題に関係しているためだと思っています。来年2020年に開催される東京オリンピックのメイン会場となる新国立競技場は当初、ラグビーのワールドカップのメイン会場として使用される予定でした。ところが、デザイン変更の問題が発生し完成までの工期が間に合わなくなってしまったのです。

予定通りに進まないのが、ラグビーの面白さのひとつです。想定外の困難な状況に仲間が力を合わせて解決して行く。ラグビーの試合もそんな感じです。

新装計画

と言うことがあり、当初多くの試合が開催される予定であった新国立競技場の近場である秩父宮ラグビー場は試合会場にならなかったのだと思っています。東京に二会場もあったら首都に偏ってしまいますので。因みに昨今のスタジアムの老朽更新・近代化の影響は秩父宮ラグビー場にも当てはまります。ラグビー・ワールドカップが終了した後の年に立て直す計画となっています。

令和3年(2021年)に神宮第二球場を解体し、跡地に新秩父宮ラグビー場を建設(2024年完成予定)、令和6年(2024年)に現秩父宮ラグビー場を解体し跡地に新神宮球場を建設(2027年完成予定)。令和9年(2027年)に現神宮球場を解体し、新秩父宮ラグビー場の観客席を増設予定。令和12年(2030年)再開発完了。

新国立競技場、新秩父宮ラグビー場、新神宮球場が開場すると現在とはだいぶ雰囲気が変わりそうです。変わらない美味しさの老舗・ホープ軒はこちらから。

ラグビー・ワールドカップでは全国12の会場で試合が行われます。➜12会場はこちらから 新たにラグビーの聖地となって行くスタジアムもあることでしょう。

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