ラグビーをやったおかげで世界の色々な国を知りました。高校生の頃に観た五ヵ国対抗(ファイブ・ネーション Five Nations)で英国の四つの国(ホーム・ネーション Home Nations)を知りました。➜五ヵ国対抗へ
社会の勉強
イングランド England、スコットランド Scotland、アイルランド Irelandとウェールズ Walesです。ラグビーをやっていなかったらウェールズと言う国は耳にすることはなかったことでしょう。
ホーム・ネーションズ
ウェールズ | イングランド | スコットランド | アイルランド | |
Wales | England | Scotland | Ireland | |
威勒士 | 英格蘭 | 蘇格蘭 | 愛蘭 | |
国歌 | Land of My Fathers | God Save the Queen | Flower of Scotland | The Soldier’s Song Ireland’s call |
人口 | 3,125,000 | 55,619,400 | 5,424,800 | 5,110,040 |
面積 | 20,779 | 130,279 | 77,933 | 84,403 |
国語 | English Welsh |
English | English Scottish Gaelic |
English Irish |
建国 | 1057年 | 927年 | 841年 | 1922年 |
GDP(GVA) | £62 billion | £1.562 trillion | £134 billion | $409 billion |
首都 | カーディフ | ロンドン | エジンバラ | ダブリン |
ラグビー協会設立 | 1881年 | 1871年 | 1873年 | 1879年 |
世界ランキング | 3位 | 2位 | 9位 | 5位 |
ワールドカップ成績 | ||||
第一回(1987) | 3位 | ベスト8 | ベスト8 | ベスト8 |
第二回(1991) | プール戦敗退 | 準優勝 | 4位 | ベスト8 |
第三回(1995) | プール戦敗退 | 4位 | ベスト8 | ベスト8 |
第四回(1999) | ベスト8 | ベスト8 | ベスト8 | プール戦敗退 |
第五回(2003) | ベスト8 | 優勝 | ベスト8 | ベスト8 |
第六回(2007) | プール戦敗退 | 準優勝 | ベスト8 | プール戦敗退 |
第七回(2011) | 4位 | ベスト8 | プール戦敗退 | ベスト8 |
第八回(2015) | ベスト8 | プール戦敗退 | ベスト8 | ベスト8 |
第九回(2019) | 4位以上 | 4位以上 | プール戦敗退 | ベスト8 |
五ヵ国とは、フランス Franceを加えます。ソフィー・マルソー Sophie Marceauのラ・ブーム La Boumでファンになったので、フランスは、ヨーロッパの先進国と言うことは知っていました。
土地柄
ウェールズは石炭が採れるので炭鉱の街として栄えて、炭鉱で働く屈強な男たちのスポーツとしてラグビーが発達しました。➜ウェールズへ
黄金時代は、1900年~1911年、トリプル・クラウン(全勝)が六回、1905年に遠征にやって来たニュージーランド・オールブラックスに勝利。この試合の前にHAKAに対抗して国歌を唄ったのが、スポーツにおける国歌斉唱の始めてだとか。
そして第二次黄金時代が、1969年~1980年、五ヵ国対抗戦で八回優勝、四回のグラウンド・スラム(全勝)。
日本代表との交流があり、高校のラグビーの先生が好きだったこともあり、何処にあるのかも知らないのにウェールズ・ファンになりました。赤いジャージで強かったのでレッド・ドラゴンと恐れられていました。
ラグビーが盛んな土地柄なので、優秀なプレーヤーが生まれています。長年、世界一位に君臨して来たニュージーランドに変わり、世界ランキングで世界一になりました。➜世界ランキングへ
ワールドカップでの初戦は欧州一位のジョージアです。イタリアを加えた六ヵ国対抗を除くヨーロッパ・チャンピオンです。日本と同じくらいの世界ランキングなので、ヨーロッパの強国との力の差がどのくらいなのかを知るのに良いゲームです。
ジョージアは旧ソ連から独立し、本国のロシアよりもラグビーが盛んな国です。フォワードが強く、特にスクラムは世界一とも言われています。➜ジョージアへ
ゲーム展開
六ヵ国対抗のグランド・スラム・チャンピオンのウェールズ相手にもスクラムを押し込む場面がありました。ウェールズのコラプシングの反則を奪うプレッシャーをかけました。フォワードとしてはスクラムを押されることは、とっても落ち込むのですが、球出しを上手にすることで、バックスへのプレッシャーが来ないように出来るのは、経験の為せる業です。
モールを押し込んでトライも取りました。モールもスクラム同様に数多く組んで練習することにより、上手になります。相手がいての練習ですので、力が互角の者同士、本気で勝負をするゴリゴリとした練習をします。痛い思いをすることによって身体で力の入れ具合を覚えるのです。前に押す力だけでは無く、仲間同士、身体を密着させて一体となるようにします。一枚岩が理想です。アントニオ猪木の風車の理論と同じく相手の力を利用して反対側に押すことも効果的です。
赤いジャージは北の鉄人・釜石(新日鐵釜石)がラグビーと鉄の街ということで真似て市の花・はまゆりをエンブレムにしました。ウェールズのエンブレムは、Prince of Wales’s feathers(プリンス・オブ・ウェールズの羽根)と呼ばれる三枚の羽根です。
神戸製鋼も赤いジャージで、赤いジャージは強い印象があります。
いつかカーディフでウェールズの応援をし、ランド・オブ・マイ・ファーザー Land of my fartherを一緒に唄いたいです。
➜ラグビーの歴史へ