日本代表の選手、スタッフの皆さん大変お疲れさまでした。
目次
戦前予想
開幕前は正直、アイルランドに勝てるとはおもっていませんでした。開幕戦のロシアは個人個人のフィジカル面が強く、サモアは海外でプレーしているプレーヤーが揃って一体感が増せば脅威だな。日本代表が番狂わせを食らわないかを心配していました。➜心配なことへ
シックス・ネーションズの世界八強のアイルランド、スコットランドのどちらかに勝てれば、ベスト8・決勝トーナメントの目標が達成出来るのですが、アイルランドはフォワードがやられて、スコットランドの試合巧者ぶりに翻弄されて接戦になるものの逃げきられてしまうのだろう。と言うのが個人の意見でした。
個人的な観戦記
初戦のロシア戦
初戦とホームの重圧に緊張した。と言います。ハイ・パントのボールにナイター照明に重なり見えなかったと言う先制トライを奪われてしまいます。後からこのコメントを聞いた時に、ホームでいくらでも練習出来る環境があったのに、グラウンドに失礼だとガッカリしましたが、プレッシャーは相当だったのでしょう。私は経験が無いので、想像すら出来ません。徐々に心と身体がほぐれてくると戦前に心配したロシアのフィジカル面の強さを上回るスピードで完勝。しかも最後ポーナス点も稼いで結果は満点の出来でした。
➜夢の開幕戦へ
まさかのアイルランド戦
勝てるとは思っていなかったので、試合展開にビックリしていました。日本代表の活躍にビールが進むこと。とても楽しく気分良く観戦出来ました。
警戒しながら応援したサモア戦
パワフルさ、勢いを警戒していました。アイランダーは乗りが良いので、勢いづくと止めるのが難しくなります。ランキング上位の日本代表としては先手を取り、点差を離して、個人プレーをしてくれれば、団結力で実力はこちらが上。➜ハラハラドキドキで疲れましたへ
最終チケットはまたもやスコットランドと争う
台風で開催が危ぶまれ、引き分けでも決勝トーナメントに行ける日本に対してプレーヤーは勝って決勝トーナメント進出を決めたい。相手のスコットランドも闘わずして決勝トーナメントを逃すのは許せないとラグビー関係者のお偉いさんが言い出す始末。決勝トーナメント進出の最後の一枠は前回大会同様でスコットランドと争います。
しかし台風は大型で被害を心配する中、グラウンド整備や交通機関の関係者の努力のおかげで、無事、試合をすることが出来ました。更に本気の本物の世界八強のひとつスコットランドと接戦を演じて本物の勝利を得ることが出来ました。➜夢かなうへ
みごと目標のベスト8進出となりました。
開幕前の予想では、アイルランドは10回やって一回勝てるかどうか。10%位の勝率。スコットランドは5回やって一回勝てるかどうか。20%位の勝率。でした。ちなみに前回大会の南アフリカは30回やって一回勝てるかどうかで3%位の勝率。ニュージーランドは100回やっても勝てないんじゃないかとも思っています。 と言うのが私の予想です。
期待は大きくなってしまいます。
ベスト8の相手は強豪の南アフリカ。前回大会で奇跡的な勝利をしているので、この先30年近く勝てないと思っていました。準々決勝の日程が近付くにつれて、勝てないだろう から、プール1位だし、勝てるんじゃないかと思えて来ました。素人がちょっと賭け事をやってみて最初は勝たせてくれるので、まんまと乗っかり、どんどんつぎ込んでしまうのと似ているのかも知れません。
いつしか、3%だった勝率は、信ぴょう性のある根拠も無く、期待値だけで、50%を超えていました。なので、落胆が激しく、悔しさ一杯です。冷静に考えれば、勝てる可能性はごく僅かだったのに勝てると言う期待感が増して行ったのです。
点差は空きましたが、たられば で話をすれば、トライを取れそうな場面はあったので、勝利の女神が微笑んでくれたならば、勝てたとも思います。だから凄く悔しいです。➜悔しいベスト8の闘いへ
過度な期待を勝手にして、勝手に落胆していては、次のゲームが面白く無いので、残り僅かとなった強豪国の真剣勝負を心から楽しみましょう。
悔しさがいまだに湧き上がって来ますが、地に足を着けて(ラグビーは足を地に着けてやるスポーツ)明日からまた頑張ります。日本代表の皆さん、勇気と感動をありがとうございます。