ONE TEAM。日本中を一つにした言葉。肌の色や文化などの違いを越えた団結が歴史的な偉業を達成する瞬間に、私たちは立ち会いました。
苦しさを乗り越えた団結は、一人の喜びを何倍も大きなものにします。世界中の人々を熱くしたラグビーの力を、これからも発信したい。その第一歩を踏み出すため、ラグビーを愛する者の聖地、花園に立っています。
ここに立てているのも、保護者、監督、支えてくださった多くの方々、そして今まで戦ってきた仲間たちがいたからです。多様性に満ちた私たちが、真にONE TEAMとなるため、私たちは戦います。花園の伝統を継承するとともに、新たな歴史を刻み、日本中に勇気と感動を与えることを誓います。
立派な選手宣誓でした。
選手宣誓とは、スポーツ大会の開会式において、選手を代表して、主催者・みんなの前で誓いの言葉を述べること。毎年、抽選で選ばれます。
宮崎県代表 高鍋高校 ラグビー部 細元亮主将
全国でプレーする高校ラガーマンの憧れ、聖地・花園でプレーすること。そんな『夢』を叶えた日本各地の51の代表校(47都道府県 + 北海道、東京、大阪(x2))。
日本一の進学校、埼玉県の浦和高校、ラグビー経験の少ない秀才ラガーメンが、場所が無い、選手が少ないハンディを乗り越えこだわりのモールで花園初勝利を挙げました。
初出場の青森県の青森山田、大分県の大分東明は、県大会の勢いをそのままに留学生が活躍して初勝利も手にしました。
外国人留学生は少なくても4月から9ヵ月間、同じチームでプレーしているので、信じられない身体つき、飛び抜けた身体能力もチームに浸透して、チーム全体が強くなるものです。毎日、一回りも大きい身体の人と身体をぶつけ合っていると、当たりが強くなるし、速いスピードにも慣れるものです。
青森山田のトンガ留学生、大分東明のフィジー留学生の他にも高知中央のトンガ留学生、札幌山の手のニュージーランド留学生がいます。
軟弱な公立高校だった私にとっては、190cm、120kgの巨漢がボール持って突進してきたら、そんなの反則だよ。と思っていましたが、花園に出て来るラガーマンの勇気あるタックルは見事としか言いようがありません。
成長過程の高校生、メンタルなスポーツと言われるラグビー。前半で勝負あったかなぁと思われましたが、後半見違えるような動きで中央高校対決に勝利した秋田中央。ハーフ・タイムの監督のアドバイスはどんなものだったのでしょうか。
シード校になってもおかしくない実力の報徳、石見智翠館、黒工は初戦から万全でした。シード校を相手にも好ゲームが期待出来ます。
かつて社会人の公式戦で、0-96で大敗したことがありましたが、プレーしている時は点差よりも、一本取ろう。 と言う気持ちでいっぱいでした。必死に攻めるのですが、ミスをしてしまう、そのボールを拾われてトライ。の連続でした。トライを取られると悔しいですが、何とか攻めようと必死でした。
目次
出場校
全国47都道府県から代表校が出場します。第99回大会の出場校はこちらから
試合結果
第一日目(12/27)一回戦
日程 | 対戦 | 会場 | ||
1 | 12/27 | 12:00 | 長崎北陽台高校 53-0 桐生第一高校 | 第3グラウンド |
2 | 12/27 | 12:00 | 坂出第一高校 0-29 青森山田高校 | 第2グラウンド |
3 | 12/27 | 12:30 | 玉島高校 0-5 浦和高校 | 第1グラウンド |
7 | 12/27 | 13:20 | 米子工高 0-82 黒沢尻工高 | 第2グラウンド |
12 | 12/27 | 13:20 | 大分東明高校 35-0 飯田高校 | 第3グラウンド |
8 | 12/27 | 13:50 | 熊本工高 14-36 関商工高 | 第1グラウンド |
13 | 12/27 | 14:40 | 高鍋高校 14-26 札幌山の手高校 | 第2グラウンド |
17 | 12/27 | 14:40 | 松山聖陵高校 38-10 旭川龍谷高校 | 第3グラウンド |
第二日目(12/28)一回戦
日程 | 対戦 | 会場 | ||
22 | 12/28 | 10:00 | 尾道高校 57-7 仙台育英学園高校 | 第3グラウンド |
28 | 12/28 | 10:00 | 名護高校 12-36 静岡聖光学院高校 | 第2グラウンド |
18 | 12/28 | 11:15 | 報徳学園高校 162-5 山形中央高校 | 第1グラウンド |
29 | 12/28 | 11:20 | 若狭東高校 36-21 郡山北工高 | 第3グラウンド |
33 | 12/28 | 11:20 | 鹿児島工高 21-50 茗溪学園高校 | 第2グラウンド |
23 | 12/28 | 12:35 | 山口高校 12-24 日川高校 | 第1グラウンド |
34 | 12/28 | 12:40 | 城東高校 21-7 新潟工高 | 第2グラウンド |
38 | 12/28 | 12:40 | 光泉高校 31-19 本郷高校 | 第3グラウンド |
24 | 12/28 | 13:55 | 石見智翠館高校 132-0 富山第一高校 | 第1グラウンド |
39 | 12/28 | 14:00 | 高知中央高校 24-26 秋田中央高校 | 第2グラウンド |
40 | 12/28 | 14:00 | 近畿大学付属和歌山高校 5-36 朝明高校 | 第3グラウンド |
予定
第三日目(12/30)二回戦
シード校出場
日程 | 対戦 | 会場 | ||
36 | 12/30 | 9:00 | 城東高校 vs 日本航空石川 | 第3グラウンド |
31 | 12/30 | 9:30 | 佐賀工高 vs 若狭東高校 | 第2グラウンド |
42 | 12/30 | 9:30 | 朝明高校 vs 御所実業高校 | 第1グラウンド |
14 | 12/30 | 10:15 | 札幌山の手高校 vs 中部大春日丘高校 | 第3グラウンド |
25 | 12/30 | 10:45 | 石見智翠館高校 vs 日川高校 | 第2グラウンド |
41 | 12/30 | 10:45 | 秋田中央高校 vs 光泉高校 | 第1グラウンド |
15 | 12/30 | 11:30 | 常翔学園高校 vs 大分東明高校 | 第3グラウンド |
19 | 12/30 | 12:00 | 報徳学園高校 vs 國學院大栃木高校 | 第2グラウンド |
35 | 12/30 | 12:00 | 大阪桐蔭高校 vs 茗溪学園高校 | 第1グラウンド |
9 | 12/30 | 12:45 | 黒沢尻工高 vs 東京高校 | 第3グラウンド |
20 | 12/30 | 13:15 | 東福岡高校 vs 松山聖陵高校 | 第2グラウンド |
30 | 12/30 | 13:15 | 静岡聖光学院高校 vs 流通経大柏高校 | 第1グラウンド |
10 | 12/30 | 14:00 | 東海大仰星高校 vs 関商工高 | 第3グラウンド |
4 | 12/30 | 14:30 | 桐蔭学園高校 vs 長崎北陽台高校 | 第2グラウンド |
26 | 12/30 | 14:30 | 京都成章高校 vs 尾道高校 | 第1グラウンド |
5 | 12/30 | 15:15 | 青森山田高校 vs 浦和高校 | 第3グラウンド |
▷二回戦の結果へ
第四日目(1/1)三回戦
日程 | 対戦 | 会場 | ||
6 | 1/1 | 10:30 | 4の勝者 vs 5の勝者 | 第1グラウンド |
27 | 1/1 | 10:30 | 26の勝者 vs 25の勝者 | 第3グラウンド |
11 | 1/1 | 11:55 | 10の勝者 vs 9の勝者 | 第1グラウンド |
32 | 1/1 | 11:55 | 31の勝者 vs 30の勝者 | 第3グラウンド |
16 | 1/1 | 13:20 | 15の勝者 vs 14の勝者 | 第1グラウンド |
37 | 1/1 | 13:20 | 35の勝者 vs 36の勝者 | 第3グラウンド |
21 | 1/1 | 14:45 | 20の勝者 vs 19の勝者 | 第1グラウンド |
43 | 1/1 | 14:45 | 41の勝者 vs 42の勝者 | 第3グラウンド |
▷三回戦の結果へ
第五日目(1/3)準々決勝
1/1の対戦終了後に抽選で組合せ決定
日程 | 対戦 | 会場 | ||
44 | 1/3 | 10:30 | 1/1の勝者 vs 1/1の勝者 | 第1グラウンド |
45 | 1/3 | 11:55 | 1/1の勝者 vs 1/1の勝者 | 第1グラウンド |
46 | 1/3 | 13:20 | 1/1の勝者 vs 1/1の勝者 | 第1グラウンド |
47 | 1/3 | 14:45 | 1/1の勝者 vs 1/1の勝者 | 第1グラウンド |
▷準々決勝の結果へ
第六日目(1/5)準決勝
1/3の対戦終了後に抽選で組合せ決定
日程 | 対戦 | 会場 | ||
48 | 1/5 | 12:45 | 1/3の勝者 vs 1/3の勝者 | 第1グラウンド |
49 | 1/5 | 14:30 | 1/3の勝者 vs 1/3の勝者 | 第1グラウンド |
▷準決勝の結果へ
第七日目(1/7)決勝戦
日程 | 対戦 | 会場 | ||
50 | 1/7 | 14:00 | 48の勝者 vs 49の勝者 | 第1グラウンド |
▷決勝の結果へ
観戦について
花園ラグビー場での高校ラグビー前売り券は、こちらからどうぞ。大会期間(12/27~1/7)中はいつでも一日限り使用出来ます。
大阪毎日放送(MBS)が全試合をインターネットで無料配信してくれています。県大会決勝から事前チェック出来ますのでこちらからどうぞ。
胸を張れ
負けると言うことは、このチームの最後と言うこと。1年間苦楽を共にした仲間と、ラグビーを一緒に出来なくなることが一番の寂しさ、そんな想いと悔しさがノーサイドで込み上げて来ます。
泣いて涙することは、決して恥ずかしいことではありません。でも花園を目指していた仲間のためにも、胸を張れ。