年を越せた喜び、高校ラグビー花園3日目

年をまたいで開催される大会では、年越しと言うのが出場チームにとってのひとつの目標。 

年末年始の日本最大の連休は、御用納めが12月28日、仕事始めが1月5日となっています。公立学校はクリスマスの12月25日が二学期の終業式、三学期の始業式が1月8日と言うのが一般的ではないでしょうか(年によって、曜日が異なるので若干前後することがありますが)

日本全国47都道府県、50チームがトーナメントをやると、1回戦で25チームに、2回戦で12チームに、3回戦で6チームに、4回戦で3チームになります・・・。なのでよーいドンで一斉に1回戦をやるのではなく、シード校を設けて、4回戦か5回戦で4チームの準決勝となるように対戦を先送りするわけです。そんな訳で5日または6日の対戦となるわけです。

6日の対戦をクリスマスから1月7日の14日間に収めるようにすると3日目が中間で年末の開催、4日目以降が後半の年始の開催となります。

シード校は、その年の成績をもとに決定されます。GWに埼玉県の熊谷ラグビー場で行われる選抜大会と国体(体育の日近辺)の成績が大きく影響します。

Aシード:桐蔭学園(神奈川)、京都成章(京都)、御所実業(奈良)

Bシード:國學院大栃木(栃木)、流通経大柏(千葉)、東京(東京第1)、航空石川(石川)、中部大春日丘(愛知)、大阪桐蔭(大阪第1)、常翔学園(大阪第2)、東海大大阪仰星(大阪第3)、東福岡(福岡)、佐賀工(佐賀)

出場校

全国47都道府県から代表校が出場します。第99回大会の出場校はこちらから

試合結果

第一日目(12/27)一回戦

日程 対戦 会場
1 12/27 12:00 長崎北陽台高校 53-0 桐生第一高校 第3グラウンド
2 12/27 12:00 坂出第一高校 0-29 青森山田高校 第2グラウンド
3 12/27 12:30 玉島高校 0-5 浦和高校 第1グラウンド
7 12/27 13:20 米子工高 0-82 黒沢尻工高 第2グラウンド
12 12/27 13:20 大分東明高校 35-0 飯田高校 第3グラウンド
8 12/27 13:50 熊本工高 14-36 関商工高 第1グラウンド
13 12/27 14:40 高鍋高校 14-26 札幌山の手高校 第2グラウンド
17 12/27 14:40 松山聖陵高校 38-10 旭川龍谷高校 第3グラウンド

第二日目(12/28)一回戦

日程 対戦 会場
22 12/28 10:00 尾道高校 57-7 仙台育英学園高校 第3グラウンド
28 12/28 10:00 名護高校 12-36 静岡聖光学院高校 第2グラウンド
18 12/28 11:15 報徳学園高校 162-5 山形中央高校 第1グラウンド
29 12/28 11:20 若狭東高校 36-21 郡山北工高 第3グラウンド
33 12/28 11:20 鹿児島工高 21-50 茗溪学園高校 第2グラウンド
23 12/28 12:35 山口高校 12-24 日川高校 第1グラウンド
34 12/28 12:40 城東高校 21-7 新潟工高 第2グラウンド
38 12/28 12:40 光泉高校 31-19 本郷高校 第3グラウンド
24 12/28 13:55 石見智翠館高校 132-0 富山第一高校 第1グラウンド
39 12/28 14:00 高知中央高校 24-26 秋田中央高校 第2グラウンド
40 12/28 14:00 近畿大学付属和歌山高校 5-36 朝明高校 第3グラウンド

第三日目(12/30)二回戦

シード校出場

1回戦を勝ったノーシード校は勢いがあります。一方、大会初戦となるシード校は勝ちたい気持ちが、勝たなければならないと言うプレッシャーとなり、緊張と相まって思うように身体が動かなくなったりします。気持ちが逸りボールが手に付かないでノック・オンなどのハンドリング・エラーが多くなったりします。

オリンピックの体操金メダリストが言っていましたが、気持ちが逸っていると身体の反応がいつもより速くなっているみたいです。なので普段より落ち着いて良く見てプレーをするそうです。

そんな勢いのあるチームと動きが硬いチームの対戦は、しばしば番狂わせを起こします。番狂わせの少ないと言われているラグビーですが、一方でメンタルなスポーツなので心理的影響を受けるものなのです。

日程 対戦 会場
36 12/30 9:00 城東高校 0-39 日本航空石川 第3グラウンド
31 12/30 9:30 佐賀工高 97-0 若狭東高校 第2グラウンド
42 12/30 9:30 朝明高校 0-79 御所実業高校 第1グラウンド
14 12/30 10:15 札幌山の手高校 0-19 中部大春日丘高校 第3グラウンド
25 12/30 10:45 石見智翠館高校 27-0 日川高校 第2グラウンド
41 12/30 10:45 秋田中央高校 19-21 光泉高校 第1グラウンド
15 12/30 11:30 常翔学園高校 83-5 大分東明高校 第3グラウンド
19 12/30 12:00 報徳学園高校 12-14 國學院大栃木高校 第2グラウンド
35 12/30 12:00 大阪桐蔭高校 55-12 茗溪学園高校 第1グラウンド
9 12/30 12:45 黒沢尻工高 12-57 東京高校 第3グラウンド
20 12/30 13:15 東福岡高校 100-14 松山聖陵高校 第2グラウンド
30 12/30 13:15 静岡聖光学院高校 5-56 流通経大柏高校 第1グラウンド
10 12/30 14:00 東海大仰星高校 71-7 関商工高 第3グラウンド
4 12/30 14:30 桐蔭学園高校 38-7 長崎北陽台高校 第2グラウンド
26 12/30 14:30 京都成章高校 32-14 尾道高校 第1グラウンド
5 12/30 15:15 青森山田高校 28-33 浦和高校 第3グラウンド

今年は順当でした。初めてAシードになった京都成章(京都)は尾道(広島)の勢い、一人平均10kg以上体重差のあるスクラムがまとまりで圧倒された時はあわやと思わせましたが、徐々に自分たちのペースを取り戻せたようです。

アップ・セット・ギバーの國栃(栃木)は今年もかと思わせるヒヤヒヤでしたが、シード校キラーの報徳学園(兵庫)に競り勝ち大喜びです。全力を出し切って接戦をものにすると、チームが成長し強くなると言いますので次戦は期待します。

ノーシード校対決ながら花園初勝利から日本一の秀才公立高校の浦和(埼玉)がスポーツの盛んな青森山田(青森)相手に二勝目を挙げたのは、ラグビーが進化して頭を通うスポーツになっている証拠です。

姫野に挑発されたリーチとの母校対決は、シード校に軍配が上がりました。OBが試合をするわけではありませんから。

予定

第四日目(1/1)三回戦

日程 対戦 会場
6 1/1 10:30 桐蔭学園高校 vs 浦和高校 第1グラウンド
27 1/1 10:30 京都成章高校 vs 石見智翠館高校 第3グラウンド
11 1/1 11:55 東海大仰星高校 vs 東京高校 第1グラウンド
32 1/1 11:55 佐賀工高 vs 流通経大柏高校 第3グラウンド
16 1/1 13:20 常翔学園高校 vs 中部大春日丘高校 第1グラウンド
37 1/1 13:20 大阪桐蔭高校 vs 日本航空石川 第3グラウンド
21 1/1 14:45 東福岡高校 vs 國學院大栃木高校 第1グラウンド
43 1/1 14:45 光泉高校 vs 御所実業高校 第3グラウンド

▷三回戦の結果

第五日目(1/3)準々決勝

1/1の対戦終了後に抽選で組合せ決定

日程 対戦 会場
44 1/3 10:30 1/1の勝者 vs 1/1の勝者 第1グラウンド
45 1/3 11:55 1/1の勝者 vs 1/1の勝者 第1グラウンド
46 1/3 13:20 1/1の勝者 vs 1/1の勝者 第1グラウンド
47 1/3 14:45 1/1の勝者 vs 1/1の勝者 第1グラウンド

▷準々決勝の結果

第六日目(1/5)準決勝

1/3の対戦終了後に抽選で組合せ決定

日程 対戦 会場
48 1/5 12:45 1/3の勝者 vs 1/3の勝者 第1グラウンド
49 1/5 14:30 1/3の勝者 vs 1/3の勝者 第1グラウンド

▷準決勝の結果

第七日目(1/7)決勝戦

日程 対戦 会場
50 1/7 14:00 48の勝者 vs 49の勝者 第1グラウンド

▷決勝の結果

観戦について

花園ラグビー場での高校ラグビー前売り券は、こちらiconからどうぞ。大会期間(12/27~1/7)中はいつでも一日限り使用出来ます。

大阪毎日放送(MBS)が全試合をインターネットで無料配信してくれています。県大会決勝から事前チェック出来ますのでこちらからどうぞ。

楽しもう

目標を達成出来たチーム、残念ながら目標に届かなかったチームも、お疲れさまでした。

あいにくの雨で芝生が滑る場面が良くありましたが、代表選手がテスト・マッチで芝生で滑ることがありますか? 天候やグラウンド・コンディションは双方に平等です。滑るか、味方にするかは自分次第です。

商売道具のスパイクをきれいに研いて次に備えましょう。試合前日にスパイクをきれいに研くと気持ちが落ち着き、気持ちが集中したものでした。

悲壮感溢れる鬼気迫る姿とは一変、純粋にラグビーを楽しんでいる目の輝きが印象的でした。

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